2chの男女恋愛に関わる 復讐話寝取られ話旅スレ に特化した話題を掲載していきます。
easterEgg easterEgg
 
 
 

Pickup

 
 
 
 
 
 

新着記事

 
 

マレーシアで誘拐された結果

 






1 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 01:21:49.70 ID:nfQ9L8RY0.net
数年前の話だけど、書かせて



5 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 01:29:25.64 ID:nfQ9L8RY0.net
書きためてないのですまんが…

俺は社会人になる前に語学留学したいと在学中から思っていたので、最悪家業を継ぐつもりで一年どこか海外に行こうと思っていた。

それで色々調べた結果、マレーシアが予算とスケジュール的に合っていた。

本当は欧米のつもりでいたけど、予算の倍くらい必要だったのであきらめた。



9 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 01:34:58.72 ID:nfQ9L8RY0.net
それで仲介業者経由で支払いを済ませて、あっさりマレーシアに到着した。

住む場所は自分で決めてもいいし、学校が用意した場所を選択する事もできると言われた。

最初に学校が用意しているアパートを見てみたが、アメリカとかのスラム街みたいなボロさだったので自分で探す事にした。


学校が始まるまで一週間ほど時間があるので、時間的には余裕があった。

二日目ほどで最初に見たアパートより上等なカードキー付きのコンドミニアムを借りることができた

一年契約で一括で払えば7割引きでいいよとオーナーが言ってくれた。日本に留学経験があるらしくて、日本語が結構うまかった。

ボビーオロゴンみたいな喋り方。



10 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 01:39:00.27 ID:nfQ9L8RY0.net
生活用品も揃えて、学校も始まった。

ひとつのクラスは12人程で日本人は俺以外にいなかった。

ブラジル人と中国人がほとんどだった。

初日は自己紹介でほぼ終わったが、何故か俺への質問が多かった。

ナルトやワンピースの話が…。

でもなんとかやっていけそうな雰囲気を実感した。






12 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 01:44:59.09 ID:nfQ9L8RY0.net
学校の話はほとんど関係ないので飛ばすわ。

書きためて用意していたんだけど、操作ミスって上書きしちゃった。遅くてすまん…。



マレーシア生活もあと2か月で終了という頃、学校の先生から学校が終わった後の事で話があった。

曰く、「あと2か月でビザが切れるけど、観光ビザで入り直したらもう3か月は滞在できるよ」とのこと。

ビザが終了した後の事をどうしようか考えていた俺はそういう方法もあるんだなと、滞在延長して3か月放浪の旅に出ようかと考え始めた。

一年ほどクアラルンプールに滞在していたが、クアラルンプールの外にはほとんど出た事がなかった。

名前をよく聞くペナンだとか、ジョホールバルとか、どんな街なのか興味があった。



15 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 01:56:46.89 ID:nfQ9L8RY0.net
クラスで一番仲が良いブラジル人のイケメンは、友達達とタイの方にバックパッカーをしながら北上してタイまで旅行するつもりだと言っていた。

中国人のお姉さん(すごく美人)は、マレーシアで働けないか学校に相談中と言っていた。

俺は資金的には多少余裕があったし、ブラジル人達と一緒にタイ国境まで見送りに行くのもいいなと思っていたが、彼らは学校の卒業のセレモニーを待たずして出発してしまった。

(公的な物ではないが、卒業証書のような物は前日に貰っていた。)

あれこれ考えたがどこでどうするか決めないまま、とうとう学校も終わった。


学校のビザを観光ビザに切り替えるにはそのままだと罰金が発生するらしく、罰金を避けるには一度国外に出て、今度は普通に観光ビザで入れば罰金は発生しないらしかった。

ブラジル人達はそれを狙っていたのかと今更気づいた。

その時点でビザ失効まで3週間ほどだったと思う。

自分もタイまで行って、戻ってくる足で観光ビザに替えようと決意した。



16 :名も被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:00:13.05 ID:nfQ9L8RY0.net
クアラルンプールからペナンに行き、更にのソンクラう街を目指し、そこンコまで向かってクアラルンプールに飛行機ってくるとうプランを立てた

っくり一ほどかけのんびつもり

マスト・ジメとう高速や鉄道なんかが集まるから、ペに向かて出た。



19 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:10:30.15 ID:nfQ9L8RY0.net
高速バスはすごく乗り心地が悪くて、シートなのか他の客なのか分からないけど独特の匂いがして落ち着かなかった。

それでも2時間ほど揺られていた辺りで眠ってしまい、起きたら日の暮れかけたどこか田舎のバスターミナルだった。

しかしそこからバスが発車する様子がない。気づいたら車内にいるのは自分ひとり。

ペナンに直行のはずだったのだが、ペナンではない場所で止まっている。


流石に焦ったので、一旦下りて、周りの様子をみる事にした。

バスの運転席には運転手はいなくて、バスの周りにもいないみたいだった。

こういうのはマレーシア生活で散々見慣れていたので、時間ぎりぎりまで自分の休憩に使うつもりなんだと理解して、バスを降りたら、当の運転手が俺が乗っていた事に驚いた様子だった。

「このバスはここが終点だから明日まで動かない」「ペナン行は1時間待て」という事を教えてもらった。

直通だったはずなんだが、遠くに同じバスに乗っていた人を見かけたので、ちょっと安心してそのバスを待った。



21 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:16:04.36 ID:nfQ9L8RY0.net
そのペナンまで行くバスは2時間ほど待ったが来ない…。

モスクから夕方に聞こえてくる時報みたいな歌が聞こえてくる中、俺はひたすら待った。

同じバスに乗っていた仲間がいるからと安心していた。


が、その人は程なく迎えに来た家族らしき人と自家用車に乗って行ってしまった。

自分と同じペナン行のバスを待っていた人ではなかった…。

既に元々乗ってきたバスもいつの間にかいなくなっていて、閑散としたバスターミナルに取り残されている事に気付いた。



23 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:23:30.20 ID:nfQ9L8RY0.net
更に30分ほど待ったが、バスが来る気配はなかった。

バスの運転手は、こっちの人にありがちな希望を持たせるために無責任な嘘をついたんだって事にようやく気付いた。


その時点で19時だったか20時だったか覚えていないけど、今日はとりあえずホテルに泊まろうと思ってバスターミナルに併設のお店でホテルの場所を聞いた。およそ2km位の所にあるらしい。

タクシーすらターミナルにいなかったので、歩くことにした。幸いほぼ直進でホテルらしき建物も見えていた。

水とお菓子を買って、その建物まで歩き、とりあえず明日ペナンまでのチケットを買い直してとりあえずペナンまで到着しようとか考えながらロビーに入った。

でも言われたのは、「すみません、満室です」という意味でティダアダッって言われて、絶望がピークに達した。



24 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:29:13.70 ID:nfQ9L8RY0.net
今思うとそこでホテルの人にタクシーを呼んでもらうだとか、他にホテルはないかとか聞けばよかったんだけど、絶望感の余り、ぼけーっと元来た道を歩いていた。

なんとなくバスが来る事に賭けていたのかもしれない。

しばらく歩いていたら、車に乗っていた人に声をかけられた。

「どこに行くんだ?乗せてやろうか?」って感じで、暗くて顔とか見えてないけど多分マレー系の二人の男だったと思う。

色々限界だったので、ペナンまで行くつもりだったけどバスがなかった、ホテルも満室だったと伝えたら

「俺達もペナンに親戚を尋ねに行くところだったんだよ!」と言われて奇跡的な事が起こったように見えて判断能力がおかしかった。

今思うと、ペナンに遠ざかる方向に走っていたとか、おかしいと思うべきだった。



26 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:41:29.76 ID:nfQ9L8RY0.net
しばらくどこから来たのかとか、旅行者かとか、ペナンに行ったらこの店に行けとかたわいもない話をしていた。

この時は全然この二人の男を疑っていなくて、自分は日本人だとか、もうすぐビザが切れるから、観光ビザに切り替えるためにタイに向かっているとかベラベラ喋っていた。

だから道が舗装されてない事とか街灯が全くなくなってる事に気付いていなかった。


急に車が止まって、二人の男が黙ってこっちに振りむいたまま自分を見ていた。

自分でも もしかしてって思いつつも「どうかしたか?」とできるだけフレンドリーに聞いたけど、片方の男がすごく大きいナイフを持っているのが分かって黙った。

これは殺されるのかなと考えたりしたら震えが止まらなくなった。






27 :も無被検774号+@(^o^)/:2015/09/24(木) 02:44:05.72 ID:gDeM/asm0.net
すご経験だな


29 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:55:27.17 ID:nfQ9L8RY0.net
車から降ろされて、持っている物を全部出せと言われた。

財布、電話、パスポート含めたバッグの中身を全て奪われた。

その後、トランクに入れってジェスチャーがあって、トランクに入った。

向こうの人はトランクが大体汚くて、中は色んな物がメチャクチャに入ってる。

暗い中手探りで何か役に立ちそうな物がないか探ったけれど、この後の自分ってどうなるのか考えたら気が気じゃなかった。揺れもあったし、吐いたきがする。


暫くして車が止まって、トランクが開いた。周りの景色はさっきからずっと同じのパームヤシの森と未舗装の一本道だった。

下りろと言われてるんだけど、これから殺されるんだと思うと全然力が入らなくて下りられなかった。

それでも無理矢理下ろされて、「行け」と言われた。


一瞬意味が分からなかったけど、ナイフを顔の近くで振られたのでとにかく月の明かりで何となく見えている道を進んだ。

なんとなく生き延びれるのかと思いながら、二人の顔を思い出しながら歩いていた。

とにかく今はあの二人から離れようと思っていた。


背後でエンジン音が鳴ったので、あの二人も逃げるのだなと思って、ナンバーを記憶しておこうと思って振り返ったら車がこっちの方向に向かってきていた。

危ないって思う間もなく、咄嗟に体をねじって直撃は避けたけど轢かれてしまった。

車は追撃しようと思っていたかもしれないけど、必死でパームヤシの中を走ったのでその後は見なかった。



30 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 02:58:54.59 ID:mD/kuvd40.net
こえー!


31 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 03:01:10.86 ID:s6MEjek50.net
おいおい殺されるとこじゃねーかw

ナイフだったら死んでたろw


33 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 03:10:31.18 ID:nfQ9L8RY0.net
すんません、元々の書きためは結構簡潔に書いてたんだけど、思い出しながら書くと動悸がはげしくなってきて読みにくいね、すまん…



パームヤシの中を必死こいて走っていたら、さっきの道よりはちょっと広いけど未舗装の道に出た。

道はどっちにも明かりもないし、人影もなくて、目の前は見渡す限りパームヤシで、それ以外に何もなかった。

道はどっちに進むか迷ったけど、微妙に下っている方がなんとなくパームヤシから出られそうだったので、そっちに向かう事にした。



この時点で自分がどこにいるかも、何時なのかもわからなかった。

しかも走っている時は気づいていなかったけど、左足に激痛があった。

脛の部分が熱を持っていて、多分折れているんだと思った。

もう何をしたらいいのか分からないけど、泣きながらとぼとぼ歩いた。

もしかしたらさっきの二人が来るかもと後ろも警戒しながら、文字通りボロボロの状態だった。

この辺の記憶は結構曖昧なので前後がおかしいかもしれん


うっすらと日が昇ってきて周りの景色が見えてきた。

道の終わりが、舗装してある道路に出ているのが分かって少し希望を持てた記憶がある。

左足を見たら、脛が腫れていた。手足にも無数に切り傷があって驚いた。

時間をかけてなんとか舗装してある道路まで出たが車の通りはないので、道路脇に座り込んだ。



36 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 03:22:51.00 ID:nfQ9L8RY0.net
この後どうしたらいいのかなって色々考えてたと思うが、気づいたら寝ていた。

数時間経ったのか車が走っているので、一生懸命ヒッチハイクみたいに手を振るけど、誰も止まらない。

自分の姿が泥だらけでボロボロなので、当たり前だよなとか変な笑いが出ると、涙が出てきて止まらなくなる。

完全に自分が詰んでるって考えたらどうしたらいいのか考える事が出来なくなる。



そんなしている所に、ミニバスっていうのか小さいバスが停まってくれた。

運転手は「いったい何があったの?」って当たり前の事を聞いてきたので、俺はなるべく正確に起こった事を話そうとしたんだけど、涙が止まらなくて全然話せなかった。

促されるままミニバスに乗り込んだ。

若い女の子が4〜5人乗っていて、自分を見ていた。

運転手はこれからクアラルンプールの近くに行くけど、君はどこに向かっていたの?って聞かれて、もう旅行もクソもないなって思って、自分もクアラルンプールですって答えた。



38 :名も無き被検体774号+@\(^o^)/:2015/09/24(木) 03:31:55.13 ID:nfQ9L8RY0.net
運転手はよく見たら普通の運転手って感じではなくて、身なりが良かった。

パッと見でお金には不自由していないタイプの人間だと感じていた。

実際に、彼は経営者で、乗っている女の子達(20〜30代)は従業員だと言っていた。



自分は警察署か病院に連れて行ってもらいたかったけど、今お金がないって事に気付いた。

社長さんもその点に気付いて、保険なしだと高いから、まずは大使館に行くべきとか話していた。

色々冷静に物事を考え始めたら、気が緩んだのか発熱しだしてぐったりしてきた。


バスのシートを倒して女の子達に看病してもらっていたと思うけど眠ってしまっていた。

そして起きたら、マレーシアに来た頃にみたようなボロボロのアパートよりもボロボロなアパートで寝ていた。

女の子達がまとまってここに住んでいるらしかった。





>>次のページへ続く


 

 

関連記事

 
 
 
 
カテゴリー:人生・生活  |  タグ:ためになる話, , これはすごい, 面白,
 

 
 
 
 
 

こちらもどうぞ

 
 
 
 

おすすめ記事1

 
 
 

おすすめ記事2

 
 
 

おすすめ記事3

 
 
 

人気記事(7days)

 
 

お世話になっているサイト様