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戦争の体験談を語るわ

 




1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 12:57:06.07 ID:sViwJ6eP0
15年以上昔の出来事だから、よく知らない人が多いかもしれないけどさ。



4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:02:19.57 ID:sViwJ6eP0
少し長くなるから、先に何が起きたから軽く書いておくね。

今から20年近く前の話だから、多少忘れてたり、間違ってたりするかもしれない。

そこは許して欲しい。


先に結論というか、書いておくけど。

今から話す内容に出てくる子がどうなったか、先に書いておく。


ソニアは殺された。

サニャは爆発に巻き込まれて死んじゃった。

メルヴィナはレイプされて連れ去られた。

メフメット・カマル・ミルコはわからない。

カミーユも死んでしまった。

ドラガンって子は、裏切ったと思っていたけど、実際は違った。


それじゃ、書いてくね。わからない事あったら聞いてください。



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:04:37.75 ID:sViwJ6eP0
あー、書き忘れてたorz ユーゴスラビア紛争の話ね。

俺は色々あって、母親に捨てられちゃってさ、海外に単身赴任している父親と一緒に暮らす事になったんだ。



6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:05:41.03 ID:ZsOAmpL00
オラワクワクしてきたぞ


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:06:45.15 ID:sViwJ6eP0
トルコ経由で向かったわけだけれど、機内から見る空は美しかった。

というより眩しかった。

途中で降りた空港には、飛行機の中とは比べ物にならない程の異国の人々がごった返していた。


そこから首都まで乗り換えて向かい、初めて降り立った外国の地というものは、少し気持ち悪かった。

日本と違い、建物はみな似たような作りと色合いで、何で?と疑問に思ったものだ。

外国人も背が高く怖いし、そもそも日本語ではない言葉を話している。



8 :以下、名無しにかわりましてVIPが送りします2010/05/19(水) 13:06:31.41 ID:VHzbDDmi0
セルビさん怖話です




14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:08:21.16 ID:sViwJ6eP0
>>8
俺はスルツキの人達を悪く言うつもりは無い。

実際、どっちが悪いと言えるような状況じゃなかったんだ。

どちらも同じ事をやって、そしてお互いに殺しあってた。

だから、俺が話す内容は、どの民族が悪かって話にはならないように書くつもりだよ。スルツキの人々を悪とするつもりは毛頭ない。



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:10:06.72 ID:sViwJ6eP0
俺が父親と住む事になった街は人口数千人ぐらいか。

日本と比べたら人口密度はかなり低い場所だった。

周りは山に囲まれてる盆地で、建ち並ぶ統一された住居は、とても綺麗だった。

オレンジ色の屋根は当時日本(といっても俺の地元)では目にする事が無かったから、初めは奇抜だと思ったよ。



16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:13:17.32 ID:sViwJ6eP0
子どもが親についていき、海外で暮らす場合、多くは日本人学校等に入る事になると思うのだけれど、俺の住む街には日本人学校どころか日本人すらいない。

いや、俺と父さんの二人はいたけどさ。


不安を抱きながら学校へ行っても、皆何を言っているのか理解出来ないわけだ。

当然、俺は一人ぼっちだった。

自己紹介すらきちんと出来なかったからな。

もう少し年を取っていれば、ノリで仲良くする、フレンドリーに接するなんて事が出来たかもしれない。


だけど、当時の俺にそんなスキルがあるはずもなく、どうしようもなかったんだ。

その為、最初の2週間ほどは非常に苦痛だった。



17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:15:27.06 ID:sViwJ6eP0
遊びたい盛りの当時の俺にとって、こうした寂しさを我慢するというのは、限界が近づきつつあったんだ。

だから、何か遊ぶものを探そうと思って、休みの日にふらっと一人で街を散策していたんだ。

一人で街中に行くのは初めてだったから、少し迷ったりしたけれどね。


街を行きかう人々を見ながら、学校の方へと歩いていくと、道の端にある空き地で子ども達がサッカーをしていた。

とても羨ましくて、「いいなぁー。」と思ったわけだけれど、「いーれーてっ!」といった言葉はかけられない。というより、その言葉が話せないからな。

だから、何も声に出せず、もじもじしながら、その子ども達が遊んでいるのを空き地の端っこでぼーっと眺めていたんだ。



18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:19:32.84 ID:sViwJ6eP0
そうとう入れて欲しそうな顔をしていたのかもしれない。

サッカーをしている男子の輪の中にいた一人が、じっと見つめている俺に気づいてさ、「一緒に遊ぶ?」と聞いてきてくれたんだ。

実際には、そう言ったのだろうというレベルで、俺には まだこの子が何を話しているのか理解できなかったけれどね。


仮に その男の子をカミーユとしておく。

最初は「?」状態だった俺も、ジェスチャーで身振り手振りで話してくれたおかげで、俺を誘ってくれているんだと理解してさ。とても嬉しくなった。


これが現地の子と初めて会話?した日だったと思う。

やっと友達が出来るってウキウキしたよ。



19 :、名かわましVIPがお送します:2010/05/19(水) 13:19:40.52 ID:uKzE7YX+0
争のくだりなるか不安です


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:22:59.41 ID:sViwJ6eP0
>>19
まだ先が長い。

俺が暮らしていたのはボスニア・ヘルツェゴビナだったんだけど、その時はまだユーゴスラビア連邦の構成国だったんだ。

そこには大体3つの民族、ボシュニャチ(ボスニア人)、スルツキ(セルビア人)、フルヴァツキ(クロアチア人)が混在して一緒に暮らしてたんだ。

そこからどうやって泥沼の紛争になったかを書かないと意味がないと思うから、まだ長くなる。

今話してるのは戦争が始まる2年前の話。



21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:23:47.10 ID:YWuqNrNI0
書き溜めてるって訳ではないのか


23 :以下名無しにかわりましてVIPがお送りしま2010/05/19(水) 13:26:42.94 ID:sViwJ6eP0
>>21
一応、書き溜めてよ。

、全部で20万字くらいあるから、その中から必要そうなのを選で今書き込んでる。


本当は手そう思っう時間がないんだ。

から借りてぱぱっと書く



22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:24:32.75 ID:sViwJ6eP0
お互いに言葉は通じなかったけれど、子供同士、皆で一緒に遊ぶサッカーは最高に面白かった。

子どもの頃はさ、身長や体格といった差は人種が違えど さほど変わらないもので、意外とサッカー中にはボールを触ったり、奪ったり出来た。

これも、カミーユがパスをくれたお陰だとは思うけどね。

泥まみれになって遊ぶのは楽しい。


遊びつかれて夕方家に帰ると、久しぶりに父さんが早く帰ってきていてさ。

「どうしたんだ?友達でもできたのか?」みたいな事を聞いてきて、「もちろん!」ってニコニコしながら答えたよ。

思えば、この街に来て初めて笑った日だったかもしれないなー。



24 :以下、名無しにかわりましVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:28:35.02 ID:sViwJ6eP0
日学行ったらさ、小さい街だからぱり同校だったわよ。

放課後校庭でカミーサッカ貿してるのを見つそこに駆けてね。

カミ俺を見るなりさ、ッカろう!」て誘れたんだ。

昨日たメンバーにも、クラスのかがいりして振り手コミュケーシ簿ンしきなけれど良くなるきっかけになたよ。




25 :、名しにわりましVIPがお送します:2010/05/19(水) 13:28:54.04 ID:C4wlKxOPi
時間ない書かると先が短いと理解していい?


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:31:19.58 ID:sViwJ6eP0
>>25
うん。今仕事も引き継ぎ終えて、来週ぐらいには多分、日本にも居ないよ。

その前に、約束を果たさなきゃいけなくてさ。



27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:31:19.58 ID:sViwJ6eP0
その日以降から、言葉は殆ど通じなくても、一緒に鬼ごっこしたりサッカーしたりして遊んでさ、クラスでも徐々に一緒に過ごす友達が増えてきて、学校がとても楽しかった。

特にカミーユとかドラガンはクラスが違うっていうのに、休み時間になると俺のクラスまで来てくれてさ、一緒にくだらない遊びしてたな。

昼休みはワンバンっていって、サッカーボールを一回のバウンドだけでキャッチして相手に蹴るゲームとかやったりしたなー。


何で ここまでカミーユ達、特にカミーユが仲良くしてくれるのかはわからなかったけれど、ありがたかったよ。

その理由がわかった時は、すごく辛かった。



30 :無しかわりまてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:33:47.44 ID:sViwJ6eP0
とはいても学校のない日暇な時が多い毎回ミーと遊べゃなしね。

それで色ん所を一人探検したりして

原ってい宿か平原が無限に広がってなかなか面白かったよ


ある日、ーユ達モスだとか教会がーのこーの遊べない、いつものように一人で探検してた

したさ、少し丘登って過ぎた、家があっんだよね。結っちい。

廃墟かとって試みたわけんだ入っろで同い年位の女のったり鉢合ちゃったんだ。

同時に「ビクッ!」ってなね。

ヤバイ

人が住ってわかった俺は、まま逃げればいものをさ慌てちゃって何故か自己紹介しちゃったんだ。日本語でだけど



32 :以下、名しにわりまてVIPがおます:2010/05/19(水) 13:34:19.90 ID:/m92g2yW0
なんてたい前だ


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:35:53.31 ID:sViwJ6eP0
>>32
バリバリあっちだと男だよw

日本のアニメとかで付けられる名前は変だと思う。



36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:35:53.31 ID:sViwJ6eP0
そしたら、俺が大体何言ったのか理解したっぽくて、名前を教えてくれてさ、豆?みたいなお菓子をくれたw

あ、仮にこの女の子をソニアってしとくわ。


街の中心からソニアの家までは子どもの足で大体 1時間か2時間ぐらいなんだけど、ソニアは同じ学校じゃないんだよね。

同じ学年なのに なんでだろうって思ったけど、当時はまだ何も知らなかったから、ふーんって位にしか思わなかった。


それから夕方ぐらいまで近くの丘で花摘んだりしながら遊んでたんだけど、気づいたら暗くなってきてたんだ。

このまま歩いて帰っても、また1・2時間かかっちゃう。

どうしようって思ってたら、丁度ソニアパパが帰宅してさ、ソニアと何か話した後に俺をソニアと一緒に車で街まで送ってくれたんだ。



37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:37:35.83 ID:AGBuz6HR0
スレブレニツァじゃないよな?


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:38:29.51 ID:sViwJ6eP0
>>37
あそこは悲惨だったと思う。でも、俺はカリノヴィクだ。


家の前まで送ってもらった後に、

「ドビジャニヤ!ハンデダゼニカジェネチェニデルデ!」って感じで、バイバイ、また遊ぼうねって約束して別れたんだ。

送ってもらう途中、言葉話せないってアピールしてるのに、ソニアパパが笑顔で色々と話しかけてきて少し困った覚えがある。

ソニアはソニアで一緒に作った花の輪を俺の頭にのせてきたりしてた。



44 :以下、名ましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:44:01.41 ID:ny91FMOy0
>>39
ンパレーじゃねえか


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05/19(水) 13:46:34.19 ID:60HAO/620
>>44
だけど、本当に辛い出来事は、カリノヴィクから脱出してフォチャそしてゴラジュデに向かう途中でおきたんだ。


はっきりいって、感動とかの話じゃない。

人が死んで、そして殺しての話だから。


だから最初に、皆がどうなったか書いたんだ。

苦手な人が読まないようにね。




>>次のページへ続く


 

 

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