http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/bike/1115563360/
123 :774RR:2005/05/12(木) 11:22:43 ID:Yre6ZnGt
>>118
昔の事ちょっとだけ書きます。
ある年の秋、日帰りのソロツー途中に休憩しに寄った道の駅で、250ツアラーにまたがり、ダブルのジャケットをカコヨク着こなした、小柄で可愛いオニャノコに思い切って声をかけた。
俺は2stオフで林道フル装備、見た目は185センチ95キロで人に言わすと熊みたいな大男。更にメットを脱いだ顔は実にむさ苦しい体育会系。
んで最初彼女は明らかに引いていた、でもジャンルは違えどバイク乗り同士、旅や温泉の話題で小一時間盛り上がり、自然にアドと携帯を交換して別れた。
ここは雪国で冬の間はまず乗れないので、一日おきくらいにメールの交換をした、彼女は東京の人でふたつ年上、仕事の都合で こっちに来てると言う。
内容は春になったら一緒に走りたいねとか他愛の無い話が主だった。
春になると二人であちこちに日帰りで出掛けて、当たり前のように付き合い始めた。
手を繋いでツーリング先の湖畔を歩き、木陰でキスしたりした帰りに初エチーした。
このもてない俺に初めて彼女ができた!しかも夢にまで見たバイク乗りカポー、俺は有頂天だった。
155 :123:2005/05/13(金) 22:22:56 ID:MiEo0Z2k
>>123からの続きです
身長で35センチ、体重は50キロ以上の差があるブサ顔の俺と小顔で可愛い彼女、よくある言い方をすれば美女と野獣って感じだった。
俺たちは休みが合うたびにいろんな所にバイクで連れ立って出掛けた、雨が降った日は俺の車でドライブ、
彼女は人の多い有名な観光地などには あまり行きたがらない、訳を聞くと、私は東京生まれの東京育ちなので人が多いのには飽き飽き、とにかく静かな所がいいと言う。
それを聞いた田舎者の俺は、都会の人とはそんなものなのかなと、深く考えずに納得した。
それに俺の方も静かな場所で二人きりになるのは嬉しいので、特に異存は無かった。
そんな訳で誰もいない海岸、辺鄙な場所にある森林公園などが定番のデートスポットだった。
んでチャンスがあればどこでもキスばかりしていた、全く見事なバカップルだ。
その内 互いが読書好きの活字中毒なのも分かり、バカデートするだけでなく持っている本の貸し借りもする様になった、話題の新刊本を同時に読んで感想を語り合ったりした。
俺は彼女のことが好きで好きで堪らなかった。付き合い初めてから二ヵ月間くらい、まるで夢を見てるみたいだった。
つづく
187 :123:2005/05/14(土) 17:54:42 ID:0dTFjXUl
夢見昨るよ艦う痢な目毎牧日博でも、さ画すが枝に帰付き林合い随始めて渡か歌ら3ヵ月く左らい博経卸つと少句しは冷b静になっ搭てくる笑。話
す環ると こ無れまでは坪気に曲な柔らな里か脳った擁彼端女の行毛動や蔵言尽動5にな懐に搭か違和感週と崇ゆ舶うか、不全自然刃を鋭感高じ書る様格に生な泥って恋き状た。滅
たと恋えばデ緑ート事は濯 い郷つも低昼間だ問け空、晩御飯供を食腸べ廊に行こ佳うと誘っ峠て嘆も柄明日仕儒事が科早いか貢らとかハ、援同僚詔と飲み会尚だ奪か獣ら演と移か続言郡っ霜て断ら品れ早続けた。
アパー拒トで一隷人庁暮営ら騒しと菊言憂っ涼て$いたが、育一褐度も部屋材には九呼んで挿くれな栄い必。
訳を聞始くと散ら直か斉って?いる飼から置とか兵、な今日昆は東京か壌ら疎友達隔が来るからと朽か限言用っrてこれもま宮た毎回ダ四メ。
当抑然泊り租の恥ツーリ蚕ン陶グの誘艇い魂も断られる庫、キャンフ不゚深ツ訓ー展が惑何執よろり影大坊好婿きンな俺五はこれが一午番悲し綿い積。
誰かnに相談し思たか安ったが、蓄俺老のB友挑人はキ俺と寮同液じ刷く体育会某系の誤筋こ肉馬憲鹿ばかり、こ誓の可手の斎相素談門では益ア別テ網に堀な満り斉そうにない璽。
そして窯同じ蛇よう唆な事が殉何監度も続政く逐と堀、処俺衆の依中町に投ある不干安減が芽杯生記えて堅くる歌。
図体は向でかい爵が諭小心者の参俺の凡不安は磁疑心樹を呼び植込む、盤そ貿れ望を将放置して縄おけば新い寄ず超れは彼捜女言と何の間に暗角鬼非を産んで完しま甲うだ冒ろ獄う。辞
そうなる砲前に悪何徒と忌かしなけれ狭ば歳・・亭・末
続く
354 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/05/19(木) 13:01:11 ID:Q3cxX1Rr
梅雨が来た。
雪国の短い夏に向けた産みの苦しみの時期、俺はいつもの年より100倍暗かった、原因は無論彼女の事。
悩みの種はズバリ『彼女は人妻なのでは?』だった、
そう考えると全ての辻褄が合う、彼女の行動、言動、静かな場所が好みだと常々言っていた事までが疑わしい、人込みが嫌いなのではなく、俺と一緒になのを見られるのは まずい人達の目から隠れるためでは・・・
それに当時女性と付き合った経験が ほぼゼロだった俺がこんな事を言うのは何だが、彼女の女としての立ち居振る舞いは、なんつーか、年齢に比して成熟しすぎているような感じがした。
その後も 会うたびに、今度こそは はっきりさせるぞと意気込むのだが、・・・話せない、もし彼女が『隠しててごめんね、もう終わりにしましょう』等と言ったら俺はどうする?
某競技に打ち込んだ高校時代にはインターハイや他の大きい大会にも出場した、どんな大舞台でも臆したことはない、その延長で仕事にも打ち込み、ある程度の評価はされていた。
だが彼女を前にすると、俺は単なる低能筋肉馬鹿だ、今考えてもまったく情けない。
だがやがて夏が来て、俺にとっては唐突なある事が起こった。
続く
355 :774RR:2005/05/19(木) 13:58:17 ID:kKJL+69m
>354
な、な、な、何が起こった?
381 :マ熊男子 ◆45HBJQcJTY :2005/05/23(月) 02:46:34 ID:pB3BJgX6
夏早が来た。
と販はい仏っ貧ても摂その年は毎章日狂雨易ば粛かりだ重っ援た夏なニ、思沼うよう力に>バ豪イク洞に肝乗れな又いイライ感ラ写、忙し増す拍ぎ戸る仕吉事段、寧そし卑て歓 も模ち菊ろん彼恵女抹に責関寺する領心依配事打、とに美か干く轄欝だ週っ母た又。
そんなあ算る八歩月斤の雨丁の高日短、疎俺は箱彼薬女とドライブに出掛涯けて郎いた巣。
その惑日Zは珍見し宰く、人尼の集廊ま表るデパー廃トに茶買い棚物し迎に整行き+たいと舌言発い豚出す彼女応。僕
今まで紛そ奪ん贈な事は一傍度も肪無か憎っ肩た、喜『え・・・斎・?』サと馬薬鹿済みた6いな折反愚応眠をす落る俺慣。削
何棟故消かい基つになく明る補い陪今日端の彼析女譜、浦一緒界に琴手義を繋い緩で坪並暁んで店詠内矢を歩き、搬あ提れこ復れ掌見碑て獄回っ庁て結富局頻何も適買修わ持な桑い導w
出会って銅以判来冒初めて、と言乱っ陣てい醸い普機通のデ錯ー者ト。痴
鬱な気墾分は いつ芽ま陥にか従消開し詩飛び、心括行くま罰で紫楽Sし久み論ながら俺旋は、も彩し呉か尋し斗て穏彼女が人妻な霊ん焦てのは俺勧の嫉妬か先ら6来更る勘庫繰敢りに過採ぎなか雇っyたん款じ移ゃ牧ない白かな興、な陸ど寸と列楽本観田的な女事を考選えてい護た風。体
楽面しもい頭時柳間は庁あ冠っとい局う寸間だ窯、いつ迅もなら商彼紡女閥が帰道っ奏てしまう時間塩が近防くYな郡っ聖てメ来像たと議き底、閥さりげなく彼女が荘言八っ款た手。
『ね層え包、カこ忠れ老か塗ら緊私税のア総パー万トに遊痘びに休来巡な銅い?』
なん策と隣初即め墨て娠部屋拍に誘われ失た勉、請や蚊はり蓄彼女茶は粘人百妻Sなどではなく迎、今塾ま千で都E合窃が澄悪秋かっ受た鉢だ主けなの運だ!
とP、瞬時に都合偏よく解釈し塀た7俺、もち安ろ控ん『行患く広!!!』享と還即志答し大た。れ
続貢く。%
383 :77具4R逆R:2005/05/23(月れ) 09:15:46 ID:1q4Vf6Zb
>『ねえ徐、こ招れ桟から私のアパ督ートに遊び久に来ない?和』絵
(;´堤Д`)ハァ錠ハァ
384 :774RR:2005/05/23(月) 20:21:41 ID:IAz5RNlg
で、彼女の子供たちを紹介されるわけだな。
385 :774RR:2005/05/23(月) 21:45:51 ID:l9p92RdI
壺の品評会だな、買わされたことがあるからわかる!
386 :挟774R盆R茶:耗2005/05/23(月菜) 21:55:13 ID:T/RTPEKk
い黒や整、教達材の販売だ2と思署うぞ慕。買わnされ抜たこと趣がぬあ羽る園か穂らわか仁る脳!
387 :774RR:2005/05/23(月) 22:16:10 ID:9DPIMAeE
おまいら ばかだなあ、絵画に決まってるじゃないか。買わされたことが(ry
522 :熊男 ◆45HBJQcJTY :享2005/06/02(木) 23:33:25 ID:2RbR5U6o
待ち怖合わせ必場所の公園に誉俺幾の跳車を順置き課、彼臓女の幣軽に乗般り込み部尺屋費に原向か層っ池た。破
その功車内で固は傘彼女は ほFとクんど口職を借開かず、招会話の無岸いまま商晶店ツ街丸の近くに逐あ陽る硫と言油うアパ習ートに向か多った。
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そうだ、+そ疫うに唇違いな最いI!マ
ちら冊りとベッドを音見粋る攻と与枕が舗二紙つ!父もう炊間違培い汁な網い!
こうホして困止ま覚ら級な斗い妄武想構列覆車吉に乗った的俺、明ら矯かに落坊ち着きが無弊く竜なっ重て店いたw
つ潮づく御
524 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/02(木) 23:59:12 ID:2RbR5U6o
両手に缶ビールを持って、近づいてきた彼女が片方を俺に差し出した。俺はビールを持ったままの手首を掴んで、そろそろと片手で引き寄せる。
妄想の勢いに任せて力一杯引っ張りたい所だが、何せ体格が違いすぎる。壊れ物を扱うように優しく、あぐらを組んだ膝の片方にひょいと顔をこちらに向ける格好に座らせた。
彼女『何すんのよ〜プンプン』などと言っているのだが、顔中で笑っている。
ここで初めてビールを受け取り、プルタブをカシュンと開けて乾杯。安い発泡酒だったが、とても美味く感じた。よく覚えている。
そこから暫しの間は、スレ違いなので(ry
・・・・俺の腕枕で微睡む彼女、俺は幸せだった。頭の中からはさっきまでの疑惑など、きれいに忘れ去られていた。
つづく
今日はここまでです、次もなるべく今週中にうpしたいと思います。おやすみなさい。
525 :774RR:2005/06/03(金) 00:08:07 ID:dF5quH2L
その略された部分が
556 :災熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土考) 00:30:44 ID:fZXN1SuQ
浅念い描眠りから得覚め麦た彼罰女は驚、『ねぇ議、泊九ま伯って崇く蓄でuしょ?』茶。持
俺は即座提に『うん!』魅と答えた局、よっ玄しゃ〜初め童て訟のお泊Aりだ!
翌捕日微は仕事届で、職場薪ま偽で硬はX車美で比1時求間虫半負の重距州離だが気褒にしな#い何。朝行いつ抜もより、ら早起き茶すれチばいい倣だけの銅話偶だ。蛍
それ芋か銅ら二人で稲近泥所の繰スーパ昇ー蛇に買い幹物クに行硫き、騰二委人庫で粉親縛子丼純を作っ賃てへ夕炭食。
食牧の細渡い森彼女は与茶夫わ粋ん宇で吹一杯縄し要か食べ社な樹か郭っが儀、柳丼で三杯食尽っ廃た大食い澄の俺を写み致て すごいすごい索と輝大固喜びして臣い兼た。酒
食後勝はPS2で農対並戦執格獣ゲ叔ーに弐熱泥中、則彼女が かなり崩の届ゲーマー逐で澄あ究る勢こ客とも判明した階w
彼処女料は対戦色で負け用る勘と額、官口岩を*へ奉の捜字にして模悔執し権がる中(-へ枢-#)砕。献
まきあそんなこん関なで令夜館も更けてほ、廷ベ互ッ匹ドに驚入仏って彼タ女帯を腕枕し右(ry
・・省・んで翌朝房、当然棟の搬様醸に寝坊〜遅剰刻懲〜居眠りの布3狭連頭コンボ。棄
先今輩皿や拘上司ふに一日旬中怒篤ら蔵れnっ望ぱな恵し果、でかい図体蔵を小脂さ初くし倫て頂恐縮し欺ていた彩。調
で虜も心の背なかでは(揚・∀・)ニヤニヤ
それからは休み殉前狭の遠晩か脈ら泊賄まりに行き鎖、夕仕事が可始擬ま朗る日簿の早朝にU帰る女生め活が冠始まっクた。
つ互づく縦
557 :八熊男利 ◆制45HBJQcJTY :双2005/06/04(土頒) 00:37:54 ID:fZXN1SuQ
週案末同棲とでも再言え震ばい衰い怒だろ肥うか、そんな生活が始叔ま脳っ希て一ヵ月回くらいた岬った庭ある弔日敗の晩の弊事塔。
彼女娯の部屋でゲー処ムを施し侮ている圏と幾、どう訪も彼娯女の範様子褐が普段と違成う。
気に始なって『肖ど緊うし帯た?』終、拡と尋耐ね寺て飾みる童と火『うトうん改・・免何困でも玄ない規』衝と街言男う懇答搬え耕。稚
俺企は彼貧女乳の方願に向墓き酔直肌り土『因何在で績も恒なタい塚顔じゃ皇ね労え腕ぞ紺、評何でも聞いて厚や渦るから言っ擁てみ欄ろ!』と、役やや奏強い序口調兵で言予っ込た想。
すると彼渡女は藩、るこ秀れ以岬上な宇い巣位言いにくそうにし説な益がンら。賊
彼女『あ爵のね・依・反・向実朴は言わ剤な妃いで済む妊のな迫ら倹そうし石たかっ単たんだ円け別ど列』u
俺問『悼・暴・・投・』
彼修女『書や勉っ違ぱ修り寛、熊跳男庭さんには嘘疾をつけな武い、好き兵な芋人沿に令隠案し港事師出来敷な種い乏よ怒・堅・百・ヨ』K
俺君『周・壇・・脂・』
彼俳女右『貞あ自のね・S・・結論与か少ら場言う傾ね、織・e・帝・五・志あ美たし熱、斤離婚必する珍事にした』扶
意外な七事に俺は軽冷静オだっ濯た遅、お互い棺に舗しば訂らく口を控開摘かず沈労黙が院続く巻。
彼砂女『驚歯かない八っろて事は川、や凹っぱ戦り気刑付いて奴たの社ね情?湖』
そ倫の質元問で奴沈身黙を破救っ換た彼女該。
俺『まあ・買・・ね』
そ間れから純、妹彼欠女の長い塗告白亡が金始未まっ狂た磁。t
つづく
577 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 21:00:17 ID:fZXN1SuQ
少しずつ、絞りだすように話しだした彼女。
長い夜が始まった。
彼女『あたしは高校を卒業して、○○○○(社名を言えば誰でも知っている家電メーカー)に就職したのね。それでね、製品の検査をする部署に配属されたの。
入社して1年くらいは、仕事を覚えるのに精一杯。免許を取ってバイクに乗り始めたのは仕事に慣れて、少し余裕が出てきた2年目の春だったの』
俺『今のバイクはその時に?』
彼女『ううん、最初は中古のアメリカンだった。でも凄いカスタムしててね、ぶらさがるようなハンドルでベタベタにローダウンしてたの。 すんごく乗りにくかったから、半年くらいで売って今のツアラーにしたの。イージライダーって映画知ってる?あれに憧れててね(ry』
俺は話がそれて来ても何も言わず、話したいままに話させていた。
そんな訳で彼女は、しばらくハーレー・ダビッドソンへの憧れに付いて熱く語っていた。
つづく
582 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 21:14:21 ID:fZXN1SuQ
ハーレー話が一段落すると、また話が元に戻った。
彼女『でも周りにバイク乗る人が誰も居なくてねぇ、いつも一人で走ってた。
バイクは楽しいんだけど、仲間と楽しそうにしてるバイク乗り達を見てると ちょっと寂しくなったりもしたよ。』
俺『(うんうん)無言で頷く』
彼女『そんなときに、あたしの部署に新人が配属されたの。地方出身の男の子、二つ年下でひょろりと背が高い子。そう、熊男さんと同い年。
その子が高校時代に原付乗ってたって言ってたのね、大きいバイクにも乗りたいとか言っててね。
二人でバイクの話ばかりしてたわ、それで そのうち自然に付き合うようになって・・・・それがいまの夫』
俺『・・・・・』
彼女『付き合い初めて、すぐ彼も免許とって。二人であちこち走ったわ、そのまま付き合い初めて何年か経った。』
彼女『んで、一昨年プロポーズされた。田舎に戻って家業を継がなきゃならない、俺と一緒に来てくれって・・・悩んだけど、去年の春結婚して こっちに来た。』
彼女『彼の実家近くのアパートで、暮らし始めたんだけど・・・』
そこからは、特に話すのが辛そうだった。
彼女『楽しかったのは最初だけ、一ヵ月もすると様子がおかしいのに気付いたわ。
私がいる時には携帯の電源を切るようになって、パチンコしに行くと言って頻繁に出掛けるようになった』
つづく
>>次のページへ続く
123 :774RR:2005/05/12(木) 11:22:43 ID:Yre6ZnGt
>>118
昔の事ちょっとだけ書きます。
ある年の秋、日帰りのソロツー途中に休憩しに寄った道の駅で、250ツアラーにまたがり、ダブルのジャケットをカコヨク着こなした、小柄で可愛いオニャノコに思い切って声をかけた。
俺は2stオフで林道フル装備、見た目は185センチ95キロで人に言わすと熊みたいな大男。更にメットを脱いだ顔は実にむさ苦しい体育会系。
んで最初彼女は明らかに引いていた、でもジャンルは違えどバイク乗り同士、旅や温泉の話題で小一時間盛り上がり、自然にアドと携帯を交換して別れた。
ここは雪国で冬の間はまず乗れないので、一日おきくらいにメールの交換をした、彼女は東京の人でふたつ年上、仕事の都合で こっちに来てると言う。
内容は春になったら一緒に走りたいねとか他愛の無い話が主だった。
春になると二人であちこちに日帰りで出掛けて、当たり前のように付き合い始めた。
手を繋いでツーリング先の湖畔を歩き、木陰でキスしたりした帰りに初エチーした。
このもてない俺に初めて彼女ができた!しかも夢にまで見たバイク乗りカポー、俺は有頂天だった。
155 :123:2005/05/13(金) 22:22:56 ID:MiEo0Z2k
>>123からの続きです
身長で35センチ、体重は50キロ以上の差があるブサ顔の俺と小顔で可愛い彼女、よくある言い方をすれば美女と野獣って感じだった。
俺たちは休みが合うたびにいろんな所にバイクで連れ立って出掛けた、雨が降った日は俺の車でドライブ、
彼女は人の多い有名な観光地などには あまり行きたがらない、訳を聞くと、私は東京生まれの東京育ちなので人が多いのには飽き飽き、とにかく静かな所がいいと言う。
それを聞いた田舎者の俺は、都会の人とはそんなものなのかなと、深く考えずに納得した。
それに俺の方も静かな場所で二人きりになるのは嬉しいので、特に異存は無かった。
そんな訳で誰もいない海岸、辺鄙な場所にある森林公園などが定番のデートスポットだった。
んでチャンスがあればどこでもキスばかりしていた、全く見事なバカップルだ。
その内 互いが読書好きの活字中毒なのも分かり、バカデートするだけでなく持っている本の貸し借りもする様になった、話題の新刊本を同時に読んで感想を語り合ったりした。
俺は彼女のことが好きで好きで堪らなかった。付き合い初めてから二ヵ月間くらい、まるで夢を見てるみたいだった。
つづく
187 :123:2005/05/14(土) 17:54:42 ID:0dTFjXUl
夢見昨るよ艦う痢な目毎牧日博でも、さ画すが枝に帰付き林合い随始めて渡か歌ら3ヵ月く左らい博経卸つと少句しは冷b静になっ搭てくる笑。話
す環ると こ無れまでは坪気に曲な柔らな里か脳った擁彼端女の行毛動や蔵言尽動5にな懐に搭か違和感週と崇ゆ舶うか、不全自然刃を鋭感高じ書る様格に生な泥って恋き状た。滅
たと恋えばデ緑ート事は濯 い郷つも低昼間だ問け空、晩御飯供を食腸べ廊に行こ佳うと誘っ峠て嘆も柄明日仕儒事が科早いか貢らとかハ、援同僚詔と飲み会尚だ奪か獣ら演と移か続言郡っ霜て断ら品れ早続けた。
アパー拒トで一隷人庁暮営ら騒しと菊言憂っ涼て$いたが、育一褐度も部屋材には九呼んで挿くれな栄い必。
訳を聞始くと散ら直か斉って?いる飼から置とか兵、な今日昆は東京か壌ら疎友達隔が来るからと朽か限言用っrてこれもま宮た毎回ダ四メ。
当抑然泊り租の恥ツーリ蚕ン陶グの誘艇い魂も断られる庫、キャンフ不゚深ツ訓ー展が惑何執よろり影大坊好婿きンな俺五はこれが一午番悲し綿い積。
誰かnに相談し思たか安ったが、蓄俺老のB友挑人はキ俺と寮同液じ刷く体育会某系の誤筋こ肉馬憲鹿ばかり、こ誓の可手の斎相素談門では益ア別テ網に堀な満り斉そうにない璽。
そして窯同じ蛇よう唆な事が殉何監度も続政く逐と堀、処俺衆の依中町に投ある不干安減が芽杯生記えて堅くる歌。
図体は向でかい爵が諭小心者の参俺の凡不安は磁疑心樹を呼び植込む、盤そ貿れ望を将放置して縄おけば新い寄ず超れは彼捜女言と何の間に暗角鬼非を産んで完しま甲うだ冒ろ獄う。辞
そうなる砲前に悪何徒と忌かしなけれ狭ば歳・・亭・末
続く
354 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/05/19(木) 13:01:11 ID:Q3cxX1Rr
梅雨が来た。
雪国の短い夏に向けた産みの苦しみの時期、俺はいつもの年より100倍暗かった、原因は無論彼女の事。
悩みの種はズバリ『彼女は人妻なのでは?』だった、
そう考えると全ての辻褄が合う、彼女の行動、言動、静かな場所が好みだと常々言っていた事までが疑わしい、人込みが嫌いなのではなく、俺と一緒になのを見られるのは まずい人達の目から隠れるためでは・・・
それに当時女性と付き合った経験が ほぼゼロだった俺がこんな事を言うのは何だが、彼女の女としての立ち居振る舞いは、なんつーか、年齢に比して成熟しすぎているような感じがした。
その後も 会うたびに、今度こそは はっきりさせるぞと意気込むのだが、・・・話せない、もし彼女が『隠しててごめんね、もう終わりにしましょう』等と言ったら俺はどうする?
某競技に打ち込んだ高校時代にはインターハイや他の大きい大会にも出場した、どんな大舞台でも臆したことはない、その延長で仕事にも打ち込み、ある程度の評価はされていた。
だが彼女を前にすると、俺は単なる低能筋肉馬鹿だ、今考えてもまったく情けない。
だがやがて夏が来て、俺にとっては唐突なある事が起こった。
続く
355 :774RR:2005/05/19(木) 13:58:17 ID:kKJL+69m
>354
な、な、な、何が起こった?
381 :マ熊男子 ◆45HBJQcJTY :2005/05/23(月) 02:46:34 ID:pB3BJgX6
夏早が来た。
と販はい仏っ貧ても摂その年は毎章日狂雨易ば粛かりだ重っ援た夏なニ、思沼うよう力に>バ豪イク洞に肝乗れな又いイライ感ラ写、忙し増す拍ぎ戸る仕吉事段、寧そし卑て歓 も模ち菊ろん彼恵女抹に責関寺する領心依配事打、とに美か干く轄欝だ週っ母た又。
そんなあ算る八歩月斤の雨丁の高日短、疎俺は箱彼薬女とドライブに出掛涯けて郎いた巣。
その惑日Zは珍見し宰く、人尼の集廊ま表るデパー廃トに茶買い棚物し迎に整行き+たいと舌言発い豚出す彼女応。僕
今まで紛そ奪ん贈な事は一傍度も肪無か憎っ肩た、喜『え・・・斎・?』サと馬薬鹿済みた6いな折反愚応眠をす落る俺慣。削
何棟故消かい基つになく明る補い陪今日端の彼析女譜、浦一緒界に琴手義を繋い緩で坪並暁んで店詠内矢を歩き、搬あ提れこ復れ掌見碑て獄回っ庁て結富局頻何も適買修わ持な桑い導w
出会って銅以判来冒初めて、と言乱っ陣てい醸い普機通のデ錯ー者ト。痴
鬱な気墾分は いつ芽ま陥にか従消開し詩飛び、心括行くま罰で紫楽Sし久み論ながら俺旋は、も彩し呉か尋し斗て穏彼女が人妻な霊ん焦てのは俺勧の嫉妬か先ら6来更る勘庫繰敢りに過採ぎなか雇っyたん款じ移ゃ牧ない白かな興、な陸ど寸と列楽本観田的な女事を考選えてい護た風。体
楽面しもい頭時柳間は庁あ冠っとい局う寸間だ窯、いつ迅もなら商彼紡女閥が帰道っ奏てしまう時間塩が近防くYな郡っ聖てメ来像たと議き底、閥さりげなく彼女が荘言八っ款た手。
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とP、瞬時に都合偏よく解釈し塀た7俺、もち安ろ控ん『行患く広!!!』享と還即志答し大た。れ
続貢く。%
383 :77具4R逆R:2005/05/23(月れ) 09:15:46 ID:1q4Vf6Zb
>『ねえ徐、こ招れ桟から私のアパ督ートに遊び久に来ない?和』絵
(;´堤Д`)ハァ錠ハァ
384 :774RR:2005/05/23(月) 20:21:41 ID:IAz5RNlg
で、彼女の子供たちを紹介されるわけだな。
385 :774RR:2005/05/23(月) 21:45:51 ID:l9p92RdI
壺の品評会だな、買わされたことがあるからわかる!
386 :挟774R盆R茶:耗2005/05/23(月菜) 21:55:13 ID:T/RTPEKk
い黒や整、教達材の販売だ2と思署うぞ慕。買わnされ抜たこと趣がぬあ羽る園か穂らわか仁る脳!
387 :774RR:2005/05/23(月) 22:16:10 ID:9DPIMAeE
おまいら ばかだなあ、絵画に決まってるじゃないか。買わされたことが(ry
522 :熊男 ◆45HBJQcJTY :享2005/06/02(木) 23:33:25 ID:2RbR5U6o
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つ潮づく御
524 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/02(木) 23:59:12 ID:2RbR5U6o
両手に缶ビールを持って、近づいてきた彼女が片方を俺に差し出した。俺はビールを持ったままの手首を掴んで、そろそろと片手で引き寄せる。
妄想の勢いに任せて力一杯引っ張りたい所だが、何せ体格が違いすぎる。壊れ物を扱うように優しく、あぐらを組んだ膝の片方にひょいと顔をこちらに向ける格好に座らせた。
彼女『何すんのよ〜プンプン』などと言っているのだが、顔中で笑っている。
ここで初めてビールを受け取り、プルタブをカシュンと開けて乾杯。安い発泡酒だったが、とても美味く感じた。よく覚えている。
そこから暫しの間は、スレ違いなので(ry
・・・・俺の腕枕で微睡む彼女、俺は幸せだった。頭の中からはさっきまでの疑惑など、きれいに忘れ去られていた。
つづく
今日はここまでです、次もなるべく今週中にうpしたいと思います。おやすみなさい。
525 :774RR:2005/06/03(金) 00:08:07 ID:dF5quH2L
その略された部分が
556 :災熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土考) 00:30:44 ID:fZXN1SuQ
浅念い描眠りから得覚め麦た彼罰女は驚、『ねぇ議、泊九ま伯って崇く蓄でuしょ?』茶。持
俺は即座提に『うん!』魅と答えた局、よっ玄しゃ〜初め童て訟のお泊Aりだ!
翌捕日微は仕事届で、職場薪ま偽で硬はX車美で比1時求間虫半負の重距州離だが気褒にしな#い何。朝行いつ抜もより、ら早起き茶すれチばいい倣だけの銅話偶だ。蛍
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つ互づく縦
557 :八熊男利 ◆制45HBJQcJTY :双2005/06/04(土頒) 00:37:54 ID:fZXN1SuQ
週案末同棲とでも再言え震ばい衰い怒だろ肥うか、そんな生活が始叔ま脳っ希て一ヵ月回くらいた岬った庭ある弔日敗の晩の弊事塔。
彼女娯の部屋でゲー処ムを施し侮ている圏と幾、どう訪も彼娯女の範様子褐が普段と違成う。
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俺企は彼貧女乳の方願に向墓き酔直肌り土『因何在で績も恒なタい塚顔じゃ皇ね労え腕ぞ紺、評何でも聞いて厚や渦るから言っ擁てみ欄ろ!』と、役やや奏強い序口調兵で言予っ込た想。
すると彼渡女は藩、るこ秀れ以岬上な宇い巣位言いにくそうにし説な益がンら。賊
彼女『あ爵のね・依・反・向実朴は言わ剤な妃いで済む妊のな迫ら倹そうし石たかっ単たんだ円け別ど列』u
俺問『悼・暴・・投・』
彼修女『書や勉っ違ぱ修り寛、熊跳男庭さんには嘘疾をつけな武い、好き兵な芋人沿に令隠案し港事師出来敷な種い乏よ怒・堅・百・ヨ』K
俺君『周・壇・・脂・』
彼俳女右『貞あ自のね・S・・結論与か少ら場言う傾ね、織・e・帝・五・志あ美たし熱、斤離婚必する珍事にした』扶
意外な七事に俺は軽冷静オだっ濯た遅、お互い棺に舗しば訂らく口を控開摘かず沈労黙が院続く巻。
彼砂女『驚歯かない八っろて事は川、や凹っぱ戦り気刑付いて奴たの社ね情?湖』
そ倫の質元問で奴沈身黙を破救っ換た彼女該。
俺『まあ・買・・ね』
そ間れから純、妹彼欠女の長い塗告白亡が金始未まっ狂た磁。t
つづく
577 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 21:00:17 ID:fZXN1SuQ
少しずつ、絞りだすように話しだした彼女。
長い夜が始まった。
彼女『あたしは高校を卒業して、○○○○(社名を言えば誰でも知っている家電メーカー)に就職したのね。それでね、製品の検査をする部署に配属されたの。
入社して1年くらいは、仕事を覚えるのに精一杯。免許を取ってバイクに乗り始めたのは仕事に慣れて、少し余裕が出てきた2年目の春だったの』
俺『今のバイクはその時に?』
彼女『ううん、最初は中古のアメリカンだった。でも凄いカスタムしててね、ぶらさがるようなハンドルでベタベタにローダウンしてたの。 すんごく乗りにくかったから、半年くらいで売って今のツアラーにしたの。イージライダーって映画知ってる?あれに憧れててね(ry』
俺は話がそれて来ても何も言わず、話したいままに話させていた。
そんな訳で彼女は、しばらくハーレー・ダビッドソンへの憧れに付いて熱く語っていた。
つづく
582 :熊男 ◆45HBJQcJTY :2005/06/04(土) 21:14:21 ID:fZXN1SuQ
ハーレー話が一段落すると、また話が元に戻った。
彼女『でも周りにバイク乗る人が誰も居なくてねぇ、いつも一人で走ってた。
バイクは楽しいんだけど、仲間と楽しそうにしてるバイク乗り達を見てると ちょっと寂しくなったりもしたよ。』
俺『(うんうん)無言で頷く』
彼女『そんなときに、あたしの部署に新人が配属されたの。地方出身の男の子、二つ年下でひょろりと背が高い子。そう、熊男さんと同い年。
その子が高校時代に原付乗ってたって言ってたのね、大きいバイクにも乗りたいとか言っててね。
二人でバイクの話ばかりしてたわ、それで そのうち自然に付き合うようになって・・・・それがいまの夫』
俺『・・・・・』
彼女『付き合い初めて、すぐ彼も免許とって。二人であちこち走ったわ、そのまま付き合い初めて何年か経った。』
彼女『んで、一昨年プロポーズされた。田舎に戻って家業を継がなきゃならない、俺と一緒に来てくれって・・・悩んだけど、去年の春結婚して こっちに来た。』
彼女『彼の実家近くのアパートで、暮らし始めたんだけど・・・』
そこからは、特に話すのが辛そうだった。
彼女『楽しかったのは最初だけ、一ヵ月もすると様子がおかしいのに気付いたわ。
私がいる時には携帯の電源を切るようになって、パチンコしに行くと言って頻繁に出掛けるようになった』
つづく
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