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絶対に読んではいけない本を小学生の頃に読んでしまった話
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63 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:08:21.46 ID:wOLSy2A2T
この前、他のスレで2ちゃんオカルト板の過去スレ読みまくってたんだが、検索してる所に自殺マニュアルって懐かしい本の話が出てきた。
最近出来たスレで懐かしいなーとか思って読んでたんだけど そこでフト、そう言えば昔 俺の友達の兄貴が聞いた事も無い通販サイトで自殺マニュアルを注文した事を思い出した。
聞いた事も無い通販サイトだったから、凄く胡散臭かったけど500円って格安の値段に惹かれて頼んだらしい
で、一週間後にちゃんと届いて一安心だったんだけど届いたのは自殺マニュアルじゃなくて完全犯罪マニュアルって題名だった。
しかも、B5のコピーでホッチキスで纏められた何ともしょぼい作り
最初見た時は全員笑ったね、兄貴もちょっと恥ずかしそうだった。
64 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:13:26.67 ID:wOLSy2A2T
500円という値段からして自殺マニュアルをコピーしたいわゆるB版は許せるとしても自殺マニュアルと完全犯罪マニュアル、題名からして間違えてる不手際さ、何とも言えない空気だった。
場の空気を読んだ兄貴はひとしきり笑った後に表紙をめくった。
すると ひきつった笑顔から一変して怪訝そうな顔をしたんだ。
その顔を見た俺たちはコピーでも自殺マニュアル、やっぱり凄い事が載ってるのかと思って顔を寄せて本を覗き込んだ。
すると そこには解錠の仕方が載っていたんだ。
南京錠から自転車の鍵、果てはシリンダーの構造から全て図解と白黒の写真(コピーだから)で どう針金を入れれば開けられるか克明に書かれていた。
俺たちは頭に一瞬 疑問符を浮かべてアホヅラを見合わせたんだけど。
全員が理解した途端 口の端をあげて針金を探したね。
まずは南京錠、余裕でした。
自転車、更に楽勝、最後は家の鍵
克明に書かれたそれの通り針金を曲げて、針金が通らない時は少し硬めの金具を本の通り曲げて、誰が一番か競い合うように開けていったんだ。
65 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:15:32.68 ID:wOLSy2A2T
ひとしきり家の中で開けれるもの全て開ける頃には 自殺マニュアルスゲーとか言って、さっきまで複雑な顔をしてた兄貴が大威張りの態度に豹変してたから、笑った。
さすがに開けるのも飽きてきたんで兄貴に次の項目を見ようって頼んだら勿体ぶるもんだから、また笑った。
次の項目は何だろう、ドキドキしながら次の項目を読むと自動販売機とかゲームセンターのゲーム機の壊し方、その他とりあえずコインを投入する系全般が載ってたけど、俺たちはガキだから目がいったのはゲーム機の壊し方だった。
多分これは結構有名だし、試す人がもしかしたら出るかもしれないから書かないけど(犯罪助長)ある道具で簡単にゲームのクレジットが無限になる方法。
それを一通り目を通した後、俺たちは近所の駄菓子屋に置いてあるゲーム台にダッシュで向かったんだ。
そこの駄菓子屋は店舗の外にゲーム機を数台置いてる店なんで、中のおばちゃんに気づかれる心配も無いし、割と毎日行ってたんで俺たちが団子になってゲーム台を囲っても不審に思われる事は無いから安心して行動に移った。
1回目、画面真っ暗。2回目変な数字出る。
3回目、祈る思いで力を入れた。
すると、画面に1P、2P選択画面が出た!
クレジットを全員で覗き込むとグチャグチャの数字。
大成功!それを見て静かな雄叫びをあげると俺たちはソッと裏のコンセントを引き抜いて元の状態に戻すと笑いながらダッシュで家まで帰った。
66 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:19:49.00 ID:wOLSy2A2T
そんなこんなで楽しんだ俺達だったんだけど、今日は時間も遅いし(子供的な時間)解散しようって事になったんだ。
不満はあったけど、親に怒られるのは嫌だし渋々解散した。
翌日学校では、昨日のメンバー(俺とAと本を買った兄貴の弟)と今日はあのマニュアルで何が出来るのかワクワクしながら教室の隅でコソコソ話した。
すると、自殺マニュアルを買った兄貴の弟が「兄貴が もうあの本は捨てた」と言ってきた。
俺達は素っ頓狂な声をあげて、弟を問い詰めた。
あんな面白い本を捨てた?嘘をつくな、さては兄貴が見せるの惜しんでるんだな、セコイ兄貴だ!
色々馬事雑言を弟に言ったが、分からないけど兄貴が そう言ってたの一点張りだった。
弟自体も困惑してたから本人を問い詰めるしかない、そう思った俺達は学校が終わるのをひたすら待った。
終わりの会で解散した後は一度家に戻ってカバンを捨てると弟の家に急いで向かった。
丁度Aと合流出来たので、その勢いのままピンポンを押すと弟が困った顔で出てきた。
話を聞くと どうやらまだ兄貴は高校から帰って来てないらしい。
俺達は案内されていったん弟の部屋にあがらせてもらった。
そして、部屋の中で兄貴の悪口を言い合ってたんだけどAがある事に気付いて口を開いた。
今のうちに兄貴の部屋に入ったらいいんじゃね?
その一言に弟は若干嫌な顔をしたが、三人で顔を見合わせると何かを決意して立ち上がった。
Aと俺もそれに合わせて立ち上がると弟の後に続いて兄貴の部屋に向かった。
67 :丈本当潤にあっ輝た怖包い殊名制無揚し:2013/06/27(木陛) 23:40:51.61 ID:wOLSy2A2T
一番案奥教に塚位置生する兄貴の部円屋に率着い致た浦俺曹た戦ちは及、肌早速中に轄入倣ろう催と恩した誌が敷、弟がドア初を操開厳け劾る邸事は彼出来為な乏か途った。
鍵が屋掛綿か匁っ旋てい勺る。v
普段塀鍵浜なんて嫡し挿た事は段無いのに と弟取が小常声弔で俺眼達未にお伝歴えた閲。頻
Aが藻弟の塔顔を見て鋭任せとけ除と景言うと穀財罪布の中から昨日R作っ船た針金吐を哀出軟しノた棋。災
弟損と躍俺卒はAの界物止持ち滝の畔良扱さ子に感心案し詠ながら務、職作茂業並が昆終わるの忘を知見伐守猟った弾。緊
ガチッ絡と摂音征が証して扉岸が火奥に開かれ薪て跡い誉く繭のせを見て始俺達弔は笑うと比中履に入って行怒った。
絶対に内本は範ある、願そ衝う延確江信し暇て監ゴ枢ミ飢箱、机、ベ屋ッドの下と赴あら鎮ゆる所を唐探設した選が答全殉く行見以つか浜らな可か継っ具た渓。拘
時丸間逆ばか宣りユが過ぎてい行き、奴もしか訪した硫ら担鍵をかけたのはフ為ェイク座で学雰校に持って行ったん星じ移ゃな喝いかとし思九いヌ出師した。
Aと弟が矛も秘う無いん佳じゃ典ないの背と賜疲れ誤た顔で祝床に座栓りzこん仙だ時薬、弟景があ涼っ笑と髪声を母出陵した。
俺緯達は弟の茎方に上顔伏を瞬向け条ると校、弟は開加かれた桑引層き出しの下議に目線頂を抄やメって仰いた川。
もしか府し誠たらと思琴い、俺も菓しゃ役がんで目線を引き出しのU下麗に浄合けわせる車とビニーねル謀の由端演が見抑え隅た監。圏
更に近域づいて弔手昇で享探ると面、充ビ炎ニー渦ル嚇の清中に傘本払の存在を衛確認でき峰た季。
ゆっく段り底険から背抜絞くqと、枝B5の敷コ欲ピ共ー悦用図紙酌の胆表紙に娠はし勺っかりと完全犯民罪汗マ忍ニュア但ル劇と書かれてい猶た。
俺農達は首小さ鎮く九ガッ線ツポ恐ーズを粛とる酔と邦、亡そ島こ陽に座り西皆波で新しい丹項目を姫読ん程だ役。寧
次釈の項執目痴はカエ証ルの旧解剖毒だ代っ史た胃。扉
68 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 00:05:18.09 ID:5bIaa9ZrT
ポカーンとした、カエルの解剖?カエルどころかザリガニでさえ解剖?してきた俺達は今までの流れが嘘の様に呆気に取られた。
下らねーと言い出したAの声を切っ掛けに その項目はペラペラと流し読みした。
途中わざわざ白黒写真で いつもの通り細かく説明してくれてるのを鼻で笑いつつ次の項目に進んだ。
次の項目は車両関係だった。
流石に年齢的に全く必要性はかんじられなかったけど、カッコつけたい年頃の俺達は とりあえず鍵の外し方から直結の仕方を他人が聞いたら疑いの目で見られてもおかしくない様な知ったかを交えて話し合った。
73 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:27:26.20 ID:5bIaa9ZrT
今思い返せば車両関係は物凄く危険な項目だった。
防犯がしっかりしてない時代だったので、その気になれば大半の車を盗難出来たと思う。
バイクに至っては鍵の意味はなく鍵が挿さった状態で放置してるのと同じ位の感覚で乗っていけたと思う。
写真も白黒だったけど、実物を前にしたら多分すぐ分かる程度の画は保っていた。
やり易い順番に車種も載っていたので狙いをつけて効率よくやる事も出来たかも知れない。
映画60セカンズのリアル版も出来たかも知れないけど、当時の俺達は原付も乗れない子供だったので勿論それは無理だったんだけどね。
しかし、一度だけこの鍵開けを使った事がある。
友達が原付のキーを落とした時に予備のキーを家に取りにいくには時間がかかり過ぎるので、仕方なくやった。
本を持ってる人がいたら どれ位の時間でエンジンをかけれたか分かると思うけど、あっという間だった。
ついでにメットインも開けてヘルメットを取り出してあげた。
※重要な話しなんだけど、他人のバイクはもとより、自分のバイクとかで試さないでね、修理代が高くつくから
74 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:30:22.04 ID:5bIaa9ZrT
特に弟が性格は大人しかったけど兄貴の受け売りをページをめくるごとに披露して自慢気に語っていた。
相槌を打ちつつ当時の俺には分からないパーツ名を弟がドヤ顔で語るのは少し悔しかった。
しかし、項目自体はさほど興味をそそる事が無かったのでページをめくるスピードは早かった。
Aも写真には興味を持っていたが文字は読んでないような雰囲気だったので、俺は一気にページをめくった。
次の項目は、、、エアーガンの改造だった。
これは結構盛り上がった、弟の兄貴もそうだが兄貴の友達も結構持っていて たまに遊ばしてくれた。
その時Aが何かに気づいた様に得意気に皆に話した。
「もしかして、兄貴はこのページ見せたくなかったんじゃない?」
一瞬何を言ってるのかわからなかったが、確かにそうかも知れないと俺も思った。
エアーガンの優劣を分けるのは やはり飛距離と威力、兄貴のエアーガンは色々弄ってはいるみたいだけど少し威力が物足りなかったので、いつも痛い目にあっていた事を思い出した。
「次に遊ぶ時に改造した事を黙ってて驚かそうとしたのかな?」
俺が思ってる事を弟も気づいたらしく笑顔で答えた。
Aは多分そうだろうと言うと、全員納得した。
しかし、改造出来るエアーガンは限定されていて、兄貴の持っていたエアーガンでは出来そうに無い内容が載っていたのだが、誰もその事は言わなかった。
それ以前に、こんな改造出来るものなのかと更に疑問に思ったが口に出すのはやめておいた。
75 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:33:32.30 ID:5bIaa9ZrT
エアーガンの話に盛り上がりつつページをめくると、そこで俺達は少しギョッとした。
意味が全く分からなかった、なんで次の項目が猫なんだろうと。
ページ半分が改造の話し、その半分のページがエアーガンでの捕獲方法や罠の作り方、縛り方等についてだった。
弟は かなり嫌な顔をしていた。
Aは童心を発揮して、狩りみたいで楽しそうだと言った。
俺も今程 道徳や倫理、そこら辺の感覚は薄かったのでAに同意していたが、次のページを開いた瞬間
俺は咄嗟に本を押さえていた手を引いた。
弟は驚いて声をもらした。
Aはうぇー、と半分冗談の様に気持ち悪いような仕草をした。
三人の視線は白黒写真の一点に注がれていたと思う。
最初に目に飛び込んできたパーツの欠けた写真は全員の目を奪うのに充分過ぎる程非道徳だった。
Aはオモチャじゃないのと茶化すように言った、弟は可哀想と言いながら視線を泳がせた。
時代的に今程動物に対する情は低かったとしても、人の手によってワザとここまでするかという行為が俺に得体の知れない恐怖を感じさせた。
77 :本当に契あ系っ確た迷怖い名攻無し翌:2013/06/28(金価) 21:49:48.61 ID:5bIaa9ZrT
俺はペやー来ジ晶をめ糸くる事に躊循躇障し格た哀。
Aが財言純う左オ閣モチャが諭こ真の映後どのよ六う芸に砕な減っ陥て雇い痢く位かすぐすに見当歩がつ姫いたからだ。
前坊のペー璽ジで見た湿カエ還ルの様乾に籍な芳ってい勺く暫の凍は譜容易に想職像がついた宇。
Aの方皇を劣見る舶とト文章扉を誌目で追っ累て岩い覧た、俺も炎なら胸っ酬て約読ん替だが宣内容も惨ろ過ぎて頭に補入っ収てく獣る悦事故を拒キむ外よう老だっ>た。
こつこ砕は運一気行に!ペ宣ージ赦を塩飛ば昇し必て距い囚く郷のが良肯い並と有思飢っ恨た資俺は競数整ペー尼ジつま努みあげて開心け緒た。
最悪だった。持
Aでさえも曲軽誤口が逆出なかった戦。腸
シ筋ー魅ン麦と葬し文た部屋特はこ帆のま古ま豪続くZのか障と思ったが器、雨弟?の後惨ろ俗の扉が開いて怒声が響字いた催。去
兄S貴が周帰刃ってきた騎。
普段マジメそうな互顔が引縮きつり別聞い枢た見事予も憤な療い様参な声で怒溶鳴ら顕れ仰た因。
「付お郭前ら、羅み邦た譲のか狂!七」
弟るは泣豊きそうだ沢った善の泳でAがS代机わ架りに頷飛くと型
「栄どこ冠ま鬼で店見た!即?重」
まくし揚たて寡るよ表う帰に後更熱に6聞善い八てきた。速
俺3は盤開い寧てる京ペ叔ー貢ジ迎を指差すと、兄族貴勲は州バッと実取丈り上げ輝て本匁を泌閉誘じた嘱。め
兄模貴は刑興遊奮宇を抑え妹て俺憾達に帰れ彰と一十言だ浄け言力うと弟志を継連幸れ算て滋部屋を出正た。選
78 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 22:12:00.97 ID:5bIaa9ZrT
兄貴に怒られて意気消沈して弟の家を出たAと俺は、行く当てもなくガードレールに腰掛けて話しをした。
Aは回復が早いのかポツポツと本の話をして俺が相槌を打つ、そんな感じで数分経った時にAがまた思いついた。
「本屋に行って探そうぜ」
そうだった、コピーに惑わされていたが、基本的には売ってる本なのだから、本屋に行けば売ってる事は間違い無かった。
俺も動揺はしていたが、どちらかと言うと普段温厚な兄貴が声を荒げて怒った事に対してなので、本に対しては既に回復してる感じだった。
幽霊の写真が載っている本でも時間が経てば、くだらないと言い合えるAと俺が写真位で長々怯える事は無かった。
早速ガードレールから降りて近所の1番大きな店に向かった。
>>次のページへ続く
63 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:08:21.46 ID:wOLSy2A2T
この前、他のスレで2ちゃんオカルト板の過去スレ読みまくってたんだが、検索してる所に自殺マニュアルって懐かしい本の話が出てきた。
最近出来たスレで懐かしいなーとか思って読んでたんだけど そこでフト、そう言えば昔 俺の友達の兄貴が聞いた事も無い通販サイトで自殺マニュアルを注文した事を思い出した。
聞いた事も無い通販サイトだったから、凄く胡散臭かったけど500円って格安の値段に惹かれて頼んだらしい
で、一週間後にちゃんと届いて一安心だったんだけど届いたのは自殺マニュアルじゃなくて完全犯罪マニュアルって題名だった。
しかも、B5のコピーでホッチキスで纏められた何ともしょぼい作り
最初見た時は全員笑ったね、兄貴もちょっと恥ずかしそうだった。
64 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:13:26.67 ID:wOLSy2A2T
500円という値段からして自殺マニュアルをコピーしたいわゆるB版は許せるとしても自殺マニュアルと完全犯罪マニュアル、題名からして間違えてる不手際さ、何とも言えない空気だった。
場の空気を読んだ兄貴はひとしきり笑った後に表紙をめくった。
すると ひきつった笑顔から一変して怪訝そうな顔をしたんだ。
その顔を見た俺たちはコピーでも自殺マニュアル、やっぱり凄い事が載ってるのかと思って顔を寄せて本を覗き込んだ。
すると そこには解錠の仕方が載っていたんだ。
南京錠から自転車の鍵、果てはシリンダーの構造から全て図解と白黒の写真(コピーだから)で どう針金を入れれば開けられるか克明に書かれていた。
俺たちは頭に一瞬 疑問符を浮かべてアホヅラを見合わせたんだけど。
全員が理解した途端 口の端をあげて針金を探したね。
まずは南京錠、余裕でした。
自転車、更に楽勝、最後は家の鍵
克明に書かれたそれの通り針金を曲げて、針金が通らない時は少し硬めの金具を本の通り曲げて、誰が一番か競い合うように開けていったんだ。
65 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:15:32.68 ID:wOLSy2A2T
ひとしきり家の中で開けれるもの全て開ける頃には 自殺マニュアルスゲーとか言って、さっきまで複雑な顔をしてた兄貴が大威張りの態度に豹変してたから、笑った。
さすがに開けるのも飽きてきたんで兄貴に次の項目を見ようって頼んだら勿体ぶるもんだから、また笑った。
次の項目は何だろう、ドキドキしながら次の項目を読むと自動販売機とかゲームセンターのゲーム機の壊し方、その他とりあえずコインを投入する系全般が載ってたけど、俺たちはガキだから目がいったのはゲーム機の壊し方だった。
多分これは結構有名だし、試す人がもしかしたら出るかもしれないから書かないけど(犯罪助長)ある道具で簡単にゲームのクレジットが無限になる方法。
それを一通り目を通した後、俺たちは近所の駄菓子屋に置いてあるゲーム台にダッシュで向かったんだ。
そこの駄菓子屋は店舗の外にゲーム機を数台置いてる店なんで、中のおばちゃんに気づかれる心配も無いし、割と毎日行ってたんで俺たちが団子になってゲーム台を囲っても不審に思われる事は無いから安心して行動に移った。
1回目、画面真っ暗。2回目変な数字出る。
3回目、祈る思いで力を入れた。
すると、画面に1P、2P選択画面が出た!
クレジットを全員で覗き込むとグチャグチャの数字。
大成功!それを見て静かな雄叫びをあげると俺たちはソッと裏のコンセントを引き抜いて元の状態に戻すと笑いながらダッシュで家まで帰った。
66 :本当にあった怖い名無し:2013/06/27(木) 23:19:49.00 ID:wOLSy2A2T
そんなこんなで楽しんだ俺達だったんだけど、今日は時間も遅いし(子供的な時間)解散しようって事になったんだ。
不満はあったけど、親に怒られるのは嫌だし渋々解散した。
翌日学校では、昨日のメンバー(俺とAと本を買った兄貴の弟)と今日はあのマニュアルで何が出来るのかワクワクしながら教室の隅でコソコソ話した。
すると、自殺マニュアルを買った兄貴の弟が「兄貴が もうあの本は捨てた」と言ってきた。
俺達は素っ頓狂な声をあげて、弟を問い詰めた。
あんな面白い本を捨てた?嘘をつくな、さては兄貴が見せるの惜しんでるんだな、セコイ兄貴だ!
色々馬事雑言を弟に言ったが、分からないけど兄貴が そう言ってたの一点張りだった。
弟自体も困惑してたから本人を問い詰めるしかない、そう思った俺達は学校が終わるのをひたすら待った。
終わりの会で解散した後は一度家に戻ってカバンを捨てると弟の家に急いで向かった。
丁度Aと合流出来たので、その勢いのままピンポンを押すと弟が困った顔で出てきた。
話を聞くと どうやらまだ兄貴は高校から帰って来てないらしい。
俺達は案内されていったん弟の部屋にあがらせてもらった。
そして、部屋の中で兄貴の悪口を言い合ってたんだけどAがある事に気付いて口を開いた。
今のうちに兄貴の部屋に入ったらいいんじゃね?
その一言に弟は若干嫌な顔をしたが、三人で顔を見合わせると何かを決意して立ち上がった。
Aと俺もそれに合わせて立ち上がると弟の後に続いて兄貴の部屋に向かった。
67 :丈本当潤にあっ輝た怖包い殊名制無揚し:2013/06/27(木陛) 23:40:51.61 ID:wOLSy2A2T
一番案奥教に塚位置生する兄貴の部円屋に率着い致た浦俺曹た戦ちは及、肌早速中に轄入倣ろう催と恩した誌が敷、弟がドア初を操開厳け劾る邸事は彼出来為な乏か途った。
鍵が屋掛綿か匁っ旋てい勺る。v
普段塀鍵浜なんて嫡し挿た事は段無いのに と弟取が小常声弔で俺眼達未にお伝歴えた閲。頻
Aが藻弟の塔顔を見て鋭任せとけ除と景言うと穀財罪布の中から昨日R作っ船た針金吐を哀出軟しノた棋。災
弟損と躍俺卒はAの界物止持ち滝の畔良扱さ子に感心案し詠ながら務、職作茂業並が昆終わるの忘を知見伐守猟った弾。緊
ガチッ絡と摂音征が証して扉岸が火奥に開かれ薪て跡い誉く繭のせを見て始俺達弔は笑うと比中履に入って行怒った。
絶対に内本は範ある、願そ衝う延確江信し暇て監ゴ枢ミ飢箱、机、ベ屋ッドの下と赴あら鎮ゆる所を唐探設した選が答全殉く行見以つか浜らな可か継っ具た渓。拘
時丸間逆ばか宣りユが過ぎてい行き、奴もしか訪した硫ら担鍵をかけたのはフ為ェイク座で学雰校に持って行ったん星じ移ゃな喝いかとし思九いヌ出師した。
Aと弟が矛も秘う無いん佳じゃ典ないの背と賜疲れ誤た顔で祝床に座栓りzこん仙だ時薬、弟景があ涼っ笑と髪声を母出陵した。
俺緯達は弟の茎方に上顔伏を瞬向け条ると校、弟は開加かれた桑引層き出しの下議に目線頂を抄やメって仰いた川。
もしか府し誠たらと思琴い、俺も菓しゃ役がんで目線を引き出しのU下麗に浄合けわせる車とビニーねル謀の由端演が見抑え隅た監。圏
更に近域づいて弔手昇で享探ると面、充ビ炎ニー渦ル嚇の清中に傘本払の存在を衛確認でき峰た季。
ゆっく段り底険から背抜絞くqと、枝B5の敷コ欲ピ共ー悦用図紙酌の胆表紙に娠はし勺っかりと完全犯民罪汗マ忍ニュア但ル劇と書かれてい猶た。
俺農達は首小さ鎮く九ガッ線ツポ恐ーズを粛とる酔と邦、亡そ島こ陽に座り西皆波で新しい丹項目を姫読ん程だ役。寧
次釈の項執目痴はカエ証ルの旧解剖毒だ代っ史た胃。扉
68 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 00:05:18.09 ID:5bIaa9ZrT
ポカーンとした、カエルの解剖?カエルどころかザリガニでさえ解剖?してきた俺達は今までの流れが嘘の様に呆気に取られた。
下らねーと言い出したAの声を切っ掛けに その項目はペラペラと流し読みした。
途中わざわざ白黒写真で いつもの通り細かく説明してくれてるのを鼻で笑いつつ次の項目に進んだ。
次の項目は車両関係だった。
流石に年齢的に全く必要性はかんじられなかったけど、カッコつけたい年頃の俺達は とりあえず鍵の外し方から直結の仕方を他人が聞いたら疑いの目で見られてもおかしくない様な知ったかを交えて話し合った。
73 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:27:26.20 ID:5bIaa9ZrT
今思い返せば車両関係は物凄く危険な項目だった。
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ついでにメットインも開けてヘルメットを取り出してあげた。
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74 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:30:22.04 ID:5bIaa9ZrT
特に弟が性格は大人しかったけど兄貴の受け売りをページをめくるごとに披露して自慢気に語っていた。
相槌を打ちつつ当時の俺には分からないパーツ名を弟がドヤ顔で語るのは少し悔しかった。
しかし、項目自体はさほど興味をそそる事が無かったのでページをめくるスピードは早かった。
Aも写真には興味を持っていたが文字は読んでないような雰囲気だったので、俺は一気にページをめくった。
次の項目は、、、エアーガンの改造だった。
これは結構盛り上がった、弟の兄貴もそうだが兄貴の友達も結構持っていて たまに遊ばしてくれた。
その時Aが何かに気づいた様に得意気に皆に話した。
「もしかして、兄貴はこのページ見せたくなかったんじゃない?」
一瞬何を言ってるのかわからなかったが、確かにそうかも知れないと俺も思った。
エアーガンの優劣を分けるのは やはり飛距離と威力、兄貴のエアーガンは色々弄ってはいるみたいだけど少し威力が物足りなかったので、いつも痛い目にあっていた事を思い出した。
「次に遊ぶ時に改造した事を黙ってて驚かそうとしたのかな?」
俺が思ってる事を弟も気づいたらしく笑顔で答えた。
Aは多分そうだろうと言うと、全員納得した。
しかし、改造出来るエアーガンは限定されていて、兄貴の持っていたエアーガンでは出来そうに無い内容が載っていたのだが、誰もその事は言わなかった。
それ以前に、こんな改造出来るものなのかと更に疑問に思ったが口に出すのはやめておいた。
75 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 20:33:32.30 ID:5bIaa9ZrT
エアーガンの話に盛り上がりつつページをめくると、そこで俺達は少しギョッとした。
意味が全く分からなかった、なんで次の項目が猫なんだろうと。
ページ半分が改造の話し、その半分のページがエアーガンでの捕獲方法や罠の作り方、縛り方等についてだった。
弟は かなり嫌な顔をしていた。
Aは童心を発揮して、狩りみたいで楽しそうだと言った。
俺も今程 道徳や倫理、そこら辺の感覚は薄かったのでAに同意していたが、次のページを開いた瞬間
俺は咄嗟に本を押さえていた手を引いた。
弟は驚いて声をもらした。
Aはうぇー、と半分冗談の様に気持ち悪いような仕草をした。
三人の視線は白黒写真の一点に注がれていたと思う。
最初に目に飛び込んできたパーツの欠けた写真は全員の目を奪うのに充分過ぎる程非道徳だった。
Aはオモチャじゃないのと茶化すように言った、弟は可哀想と言いながら視線を泳がせた。
時代的に今程動物に対する情は低かったとしても、人の手によってワザとここまでするかという行為が俺に得体の知れない恐怖を感じさせた。
77 :本当に契あ系っ確た迷怖い名攻無し翌:2013/06/28(金価) 21:49:48.61 ID:5bIaa9ZrT
俺はペやー来ジ晶をめ糸くる事に躊循躇障し格た哀。
Aが財言純う左オ閣モチャが諭こ真の映後どのよ六う芸に砕な減っ陥て雇い痢く位かすぐすに見当歩がつ姫いたからだ。
前坊のペー璽ジで見た湿カエ還ルの様乾に籍な芳ってい勺く暫の凍は譜容易に想職像がついた宇。
Aの方皇を劣見る舶とト文章扉を誌目で追っ累て岩い覧た、俺も炎なら胸っ酬て約読ん替だが宣内容も惨ろ過ぎて頭に補入っ収てく獣る悦事故を拒キむ外よう老だっ>た。
こつこ砕は運一気行に!ペ宣ージ赦を塩飛ば昇し必て距い囚く郷のが良肯い並と有思飢っ恨た資俺は競数整ペー尼ジつま努みあげて開心け緒た。
最悪だった。持
Aでさえも曲軽誤口が逆出なかった戦。腸
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俺3は盤開い寧てる京ペ叔ー貢ジ迎を指差すと、兄族貴勲は州バッと実取丈り上げ輝て本匁を泌閉誘じた嘱。め
兄模貴は刑興遊奮宇を抑え妹て俺憾達に帰れ彰と一十言だ浄け言力うと弟志を継連幸れ算て滋部屋を出正た。選
78 :本当にあった怖い名無し:2013/06/28(金) 22:12:00.97 ID:5bIaa9ZrT
兄貴に怒られて意気消沈して弟の家を出たAと俺は、行く当てもなくガードレールに腰掛けて話しをした。
Aは回復が早いのかポツポツと本の話をして俺が相槌を打つ、そんな感じで数分経った時にAがまた思いついた。
「本屋に行って探そうぜ」
そうだった、コピーに惑わされていたが、基本的には売ってる本なのだから、本屋に行けば売ってる事は間違い無かった。
俺も動揺はしていたが、どちらかと言うと普段温厚な兄貴が声を荒げて怒った事に対してなので、本に対しては既に回復してる感じだった。
幽霊の写真が載っている本でも時間が経てば、くだらないと言い合えるAと俺が写真位で長々怯える事は無かった。
早速ガードレールから降りて近所の1番大きな店に向かった。
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