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密かに好きだった幼馴染が陰で自分の悪口を言っているのを聞いてしまった

 




237 幼馴染の悪口 04/07/20 01:48 ID:GzvNyDSn
俺の友人の話を一人称文に起こしたものです


俺が中学生の頃,俺には好きなやつがいた。

幼馴染のS子というやつで,顔も何も全部普通のやつだったけど,刷り込みみたいなものなのか,気づいたら好きになっていた。

一学年4クラスの割と小さな中学校で,俺とS子は1年,2年と同じクラスだった。

俺は中2にしては すね毛が濃かったり ひげが生え始めてたりして,言動も少し おじさんくさく,クラスの女子にはS子を除いて敬遠されていた。


で,ある日の放課後清掃の時間,俺たちの班は階段掃除を割り当てられていたんで,適当にしゃべりながら掃除をしていた。

女子が階段の上から,男子が下から掃除していったんだが,階段の踊り場から2,3段下りたところでS子ともう一人の女子のY美がふざけあってて,危ねえなと思ったらホントにS子がたたらを踏んで,正面から倒れこんできた。



238 幼馴染の悪口 04/07/20 01:49 ID:GzvNyDSn
俺は持ってた箒を投げ捨ててS子を階段の下で受け止めようとしたんだけれど,けっこう勢いが付いてて,もつれ合うみたいになって押しつぶされた。

S子はそれで怪我も無く無事だったんだけど,俺は足首をしこたま捻って,ひどい捻挫になってしまった。

とにかく激痛が はしって泣きそうになるほどだったが,S子が無事だったし何度も謝ってくれたからまあいいかと思った。

歩くのも きつかったから,それから朝学校に行くときS子がわきにくっついてきてくれるようになって,いい感じだなと思っていた。



でも3日くらいたった昼休み,給食の後 校庭で適当に遊んで教室に戻ったら,嫌な言葉が聞こえてきた。

「あたしだってあんなやつと学校来るの嫌だよ~」

S子の声だった。

「なんか,S子抱きとめるときも,手が胸揉もうとしてた感じだったし」

「うーん……そういえばそうかも。ちょっとやらしかった」


Y美の言葉にまたS子の声が同意し,俺はガーンとショックを受けた。



240 幼馴染の悪口 04/07/20 01:51 ID:GzvNyDSn
他の女子たちが「えー!」「やだー!」とか言ってるんだが,耳をすりぬけてくようだった。

Y美が,自分がふざけたせいでS子が階段をずり落ちたのに,それを棚に上げて人を変態のように言っているのは とてつもなく腹が立った。

でもS子が俺を あんなふうに思ってたのかと,そう思うと すごくしょんぼりしてしまって,14にもなって泣きそうになってしまった。


確かにS子じゃなかったら あんなに必死になって受け止めようとしなかったかもしれないけれど,俺はただ助けたかっただけで,いやらしい気持ちなんか微塵も無かった。

俺が教室に入れないでいると,一緒に話を聞いていた友人のOががらりと教室に入っていき,「おまえら勝手なことほざいてんじゃねーよ!」と怒鳴って,女子たちは会話をやめて教室に散っていった。

俺は しばらく便所で呼吸を落ち着けてから,何も聞いていなかったという顔で教室に戻った。



で,その日の帰りから,俺はS子の言葉に今まで通りに受け答えできなくなった。






241 幼馴染の悪 04/07/20 01:53 ID:GzvNyDSn
S子は教室での会話とは裏腹に俺に笑って話かけくるだが,も何考えてるのかわからなくて,ぶっきらぼうな返事しか出来かった。

そのうち顔を見るのが すごく辛く「一調に来なくていいからと言っけどS子は「悪から」と一かった。



でも あるとき帰り道で「も~,最近暗よ?だから おじさいに陰言わ宿れ,「はどの面 そんなこといって稿れて

思うままS子をりつけ最後に「えかいてくねえ!」ら,ぽかんと口を開まま立ち尽くしてた。

した足をひこひょこ引ながら,一人で家に帰った。



242 幼馴染の悪口 04/07/20 01:55 ID:GzvNyDSn
次の日S子は こりずに朝から俺の家に来た。

いつもより気を遣った感じで,俺に「足痛くない?」などと何度も話しかけてきたけど全部無視して,手も借りないで一人で歩いていった。

足はやっぱり痛みまくったけど唇をかんで我慢した。

学校でも何回か話しかけられたけど無視した。

帰り道では姿を見せなかったので,これで顔を見ずにすむと胸の辛さがちょっと軽くなった。


でも,途中で後ろから走ってきてあっさり追いつかれた。

S子はハァハァ息をしながら「ごめん,T。Oから聞いた。ほんとにごめんね」と謝ってきた。


S子が言うには,教室での会話がOから俺の耳に入るだろうとは思っていたけど,俺が昨日まで怒った様子を見せなかったから,きっと冗談にでもとらえてくれたと思ったらしい。

「Y美とかの言うことには,同じようなこと言わないといろいろ言われちゃうんだ……。だからあんなこと言っちゃったけど,あたしきちんとみんなに嘘だって話すから,許して,ね?」

俺は,そうかい,俺はクラスの男子が お前のことを手つきがエロいなんて言ったら,同調しないでぶん殴るけどな,と思って無視して歩いた。



243 幼馴の悪口 04/07/20 01:57 ID:GzvNyDSn
S子は ずっとついてて,十秒おきに「ごめん」「許して」を繰り返してき

なんとかおいてことしたけれ ぴょこか進めなくて,どんいでS子少し先にってめん」とってきた。

またいらいらして,


お前は俺やOが怒ったから そって謝てるだろ!?

またY美なん言わ度変んだろ

ぜえから消えろよ!日本語わかんねーのよ!?」

怒鳴っ。S子びくっとったけ,首を横何度も振

「……どうたら許してくれる あたしこなんでTと仲悪くなるの嫌だよ


S子を追っ払おうとてやるよ!」稿と出来だけ怖くた。

S子は顔をさせたと思うとし黙って湿。。



244 幼馴染の悪口 04/07/20 01:58 ID:GzvNyDSn
俺は そんなS子に背を向けて,またぴょこぴょこ歩いて家に向かったが,S子は間を空けて無言でついてきた。

こいつは どこまでついて来るんだと思っていたら,家の前までついてきた。

家の門を開けると門の中までついてきて,ドアを開けると玄関にまで入ろうとした。

「いい加減にしろよ!ついてくんなよ!」そう言うとS子は「……だって,すれば許してくれるんでしょ?」とうつむいて言った。

え,こいつ本気で させるつもりなのか?俺に?そう思ったとたん,今までのいらいらが消えて一気に焦りに変わった。

俺は確かにS子が好きだったし,S子としたかった。


「……あがれよ」

両親は共働きで いつも夜まで帰らなかった。

S子は無言であがりこみ,俺より先に俺の部屋にいった。

S子は何度も家に遊びに来たことがあったから,俺の部屋の位置を知っていた。

俺が部屋に入ると,S子は握った手をひざに置き,ベッドに腰を下ろしていた。

俺は最高に どきどきしていた。






245 染の悪口 04/07/20 02:00 ID:GzvNyDSn
「T,ればいい

S子聞いてきた

やっぱり初めてなんだろう。当たりがらしかった。

かしかれところで俺も初めてなのく分からず,「とえず服をとかれた声で言った


S子って制服をためらいがちに脱いでい

たちの中学の制服はシンプルな茶ーラー(っぽい)で,脱ぐと薄手のブラウスが現れた。

S子は無表情にブタンはずしてい寿


ブラジャーがえたときには,本当に興してまって,俺はブラの上からS子の胸を軽く

S子は一瞬を引いたが,何も言わ胸を揉まれていた。

ずっと揉んでいるたまに「んっ」と漏らした。

すま殿す興して胸をみながら「下も脱げよ……」と言っ



246 幼馴染の悪口 04/07/20 02:01 ID:GzvNyDSn
S子は何も言わずに茶のスカートのわきのホックに手をかけた。

俺は その手をごくりとつばを飲み込みながら見ていたのだが,なかなかホックは外れない。

S子の手が小刻みに震えているのに気づいた。

気づいた瞬間,S子はわっと泣き出した。

ひっくひっくとしゃくりあげ涙を ぽろぽろこぼしながら,震える手で何度も何度もホックを外そうとした。けど外れなかった。


S子は「ごめん,待って,待ってね」と言って一度涙をぬぐい「待ってね,怒らないでね……」と震える声でつぶやいた。

俺はやっと自分が最悪な奴だと気づいた。

ちょっと何か言われたくらいで女の子を,S子を脅かして泣かして,勝手に興奮して,ホントに最悪だと思った。

「S子,いい。やめろ。俺が悪かったから。ごめん。もう怒ってないから」



247 幼馴染の悪口 04/07/20 02:03 ID:GzvNyDSn
S子のブラウスを拾っ渡そうとした。

S子は手止めなかった。

スカートがぱさりと床に落ち,は下けの姿にった

貿にもういから!服を着ろ!

れは思わず大声を出してしま



子は またびしなが今度はパンツに手をけた。俺慌てての手をつかんめさ

あたしTわれるくらいなら,こんなの平気だから。ちょっと緊張しゃっけだから。大だから,放して…

は冷静に言ったつもりだったが全然いなか。また今にもき出しそうだった



248 幼馴染の悪 04/07/20 02:04 ID:GzvNyDSn
「S子,俺はお前と嫌いになんかなよ。ホントはだからいじけてたん簿。むしろお前が俺を嫌っていんだ……」

俺は自己嫌悪に死そうになりながら言った。

子はまた涙を流して,がばっと俺に抱きついてきた

「ほんと?本当にあたのこと嫌いじゃない?好きな?あたしTのこと嫌いになるわけいよ。あたしもTのと大好きだも

そう言っ小さい子みたいにわんん泣い
いに合って,キスをし

でS子も湿も忘れてち着た。


たちは あからさまになり,たち女子はS子ことをこそこそと話すようにな

でもそのびに,俺やOを中心とた男子連が「文があるはっきり言え!」真正面かっていたらもともとS子友人だった女子普通にS子話すよになり,やがて女子全関係は戻った。

あれ俺は,S子を泣せることは絶対まいと思いと心にっている




 

 

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カテゴリー:男女・恋愛  |  タグ:青春, ちょっといい話, 胸キュン,
 

 
 
 
 
 

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