デリヘル嬢に恋をした話
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19 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:20:10.14 ID:zsN+QriJ0
「?どうした?買わないの?」
くるっと俺のほうを振り返って
「…買い方わかんない」
照れ臭そうに言った。
そんなアホなゆいが可愛くて可愛くて仕方なかった。
「どんぐらい買えば当たるのかなぁ??100枚ぐらい?」
「そ、そんなに買うの?10枚でいいっしょ」
「むー。じゃあ当たったら山分けね♪」
そんなこんなのやり取りを経て俺たちはビアガーデンにやってきた。
その日は曇りで少し寒かった。
連日暑い日が続いていたので屋外を選んだのだがよりによってその日だけ、寒かった。
20 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:21:44.54 ID:WJ9DElZr0
wktk
22 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:22:35.37 ID:zsN+QriJ0
「ちょっと今日は寒かったな…」
「まぁね。。でも1さんと一緒にいると楽しくて寒いのも忘れるよー!なんちゃってー」
「ば、ばかっ なにいってをばは」
「あはっ。動揺してる〜」
「からかうの禁止!!」
「はぁい…(涙)」
「え、泣い…あれ?うそ?ごめん!」
「ぷぷぷ…。あはははは!1さんは からかいがいがあるなぁ」
「…」
「あ、ごめんなさい。もうあんまりしません。。」
「あんまりかよっ」
会話がうろ覚えだけど、、凄く楽しかった。こんな時間がずっと続けばいいと思った。
「もう八時前になるんだな」
「ほんとだー。スポーツバーいかないとだね!」
「よしっ。そろそろ行こうか!」
「うんっ」
23 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:24:28.87 ID:zsN+QriJ0
こうして二件目のスポーツバーに行こうとしたのだが、この街はとても小さい。
スポーツバーも数えるぐらいしかなかった。
何件か当たってみるものの貸切とか店休とかいろいろな理由でどこも空いてなかった。
「うわっもう試合はじまっちゃうな!」
「ほんとだ!どーしよー」
「ゆいが嫌じゃなきゃ俺んちで見ようよ。」
「えっ。家は……」
「やっぱ嫌か?」
「わたし付き合ってない男の人の家にいったことない、、」
「今日は特例で!大丈夫。なんもしないからさ」
「んー。じゃあ…今回だけ」
そんなこんなで結局家でサッカーをみることになった。
俺はビールと焼酎を、ゆいはウイスキーを買った。
24 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:26:07.29 ID:zsN+QriJ0
「んあー緊張する!!」
「んあーとかマキバオー以外が使ってるの初めて聞いたわwww」
「んあー緊張するのねー!!」
「お前絶対緊張してないだろwww」
「だって慣れてないんだもん。。」
「まぁそんなに力入れないで気楽に、ね」
結局試合が始まってしまえば そんなことは忘れてしまうのだろう、、 ゆいは俺そっちのけで応援しまくっていた。
結局日本が強豪メキシコに勝ちオリンピック本戦に大きな期待がかかった。
「いっやー!今日の試合も面白かったねー」
ゆいは満足そうにウイスキーを飲み干す。
「うんうん。今回はオリンピックそこそこいけるかもな。」
サッカー談義に花が咲いた。
比賀は連れてこなくて本当によかったとか酒井はゴリラの化身だとか、宇佐美は顔が悪いから性格が捻れたとか、、
ひとしきりしたあと。
25 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:27:40.44 ID:zsN+QriJ0
「どした?話疲れた?」
「んーん。。なんか緊張してきた。」
「い、いまさら!?」
「冷静になったら やっぱ緊張するよー。。」
「じゃあ その緊張感を保ったまま真面目な話してもいい?」
「へ?あ、は、はい。」
「ゆいと一緒にいるのは本当に楽しい。」
「…わたしも」
「これからも もっと楽しいこと一緒にしていきたい。」
「…」
「だから俺と付き合」
「待って!!!」
「」
26 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:29:46.32 ID:0Kv+pd0c0
!?
27 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:31:40.46 ID:zsN+QriJ0
「私、、普通の女じゃないよ?」
「そう?そんなことないよ。」
「だってデリヘルの仕事してる。。彼女がそんな仕事してたら嫌でしょ?」
「んー。嫌じゃないっていったら嘘になるかな。
でも俺は一人の女の子としてゆいを好きになったんだよ。だから仕事がどうだとか そこまでこだわるつもりはないよ」
「………ごめん。やっぱり もうすこし考えたい。」
先程まで明るかったゆいが急に暗い顔になった。
その日は結局しばらくしてタクシーを呼んで家まで送った。
後日、メールを送ったり、電話をしてみたりしたが一切連絡がとれなくなってしまった。
なにかあったのか、と思い店の出勤表をみてみると普通に出勤していた。
正直すごく悲しかったけど同時に そんなもんだったんだなぁとも思えた。
28 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:31:59.07 ID:/XfEmZLS0
まあ、相手も好きだとしても嬢だからな。
付き合うにしても色々精算してからじゃないと整理つかたんだろ、男は気にしないにしてもね。
29 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:34:45.11 ID:zsN+QriJ0
時は過ぎて年が明け。
俺はその一件のあと、また誰とも恋愛できずにいた。
2月某日
街中で酒を飲み酔っぱらっていた。
ゆいの在籍している店のHPを見るとゆいは出勤していた。
呼んでみようかな
酒の勢いもあった。
気づいたら もう電話をしてた。
いつも予約でいっぱいなゆいだが、その日は驚くほど簡単に予約が取れた。
どんな反応をするんだろう。
怒るかな。嫌がるかな。
考えれば考えるほど怖くなった。
約半年ぶりだ。
あれこれ考えているうちにドアがノックされた。
来た!
俺はそーっとドアを開けた
30 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:37:10.50 ID:zsN+QriJ0
「こんばん……わ」
「どーぞー。あれ?どっかであったことある??」
「あはは。なんか凄い久しぶりー」
「だなー。元気にしてた?」
「うんっ。なんとかかんとかやってたよー!」
意外と普通だった。
準備していたウイスキーをゆいについであげ、乾杯した。
思い出話に花が咲いた。
しばらく楽しく話をしたところで半年前のところにゆいは触れてきた。
32 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:39:01.13 ID:zsN+QriJ0
「1さん…あの時はごめんね、、」
「ん?いや、大丈夫」
「私実は鬱病でさ、、心が不安定になっちゃってたんだ。」
「そっか。。」
「良くなった時に何回も連絡しようと思ったんだけど、なかなかタイミングが掴めなくて」
「そうだったのか。じゃあ また今日をきっかけにしてまた仲良くしようよ」
「うんっ!」
ゆいは嬉しそうにうなずいた。
「あの、1さん…?」
「どした?」
「結構時間たってるけど、なにもしなくていいの…?」
「あー。今日は元々そういうつもりで呼んだわけじゃないからいいよww っていうか恥ずかしくて出来んwww」
「なにそれーwww」
結局本当に指一本触れぬまま時間を終えた。
「また遊ぼうな。」
「うん。また一緒にサッカーみたいです。」
「そういえば来週また代表戦あるな」
「あ、じゃあ一緒に見ましょうか!」
「マジ?じゃあうちおいでよ!」
「うんっ。楽しみにしてます!」
トントン拍子で話が進み、次の週の水曜日また会うことになった。
「?どうした?買わないの?」
くるっと俺のほうを振り返って
「…買い方わかんない」
照れ臭そうに言った。
そんなアホなゆいが可愛くて可愛くて仕方なかった。
「どんぐらい買えば当たるのかなぁ??100枚ぐらい?」
「そ、そんなに買うの?10枚でいいっしょ」
「むー。じゃあ当たったら山分けね♪」
そんなこんなのやり取りを経て俺たちはビアガーデンにやってきた。
その日は曇りで少し寒かった。
連日暑い日が続いていたので屋外を選んだのだがよりによってその日だけ、寒かった。
20 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:21:44.54 ID:WJ9DElZr0
wktk
22 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:22:35.37 ID:zsN+QriJ0
「ちょっと今日は寒かったな…」
「まぁね。。でも1さんと一緒にいると楽しくて寒いのも忘れるよー!なんちゃってー」
「ば、ばかっ なにいってをばは」
「あはっ。動揺してる〜」
「からかうの禁止!!」
「はぁい…(涙)」
「え、泣い…あれ?うそ?ごめん!」
「ぷぷぷ…。あはははは!1さんは からかいがいがあるなぁ」
「…」
「あ、ごめんなさい。もうあんまりしません。。」
「あんまりかよっ」
会話がうろ覚えだけど、、凄く楽しかった。こんな時間がずっと続けばいいと思った。
「もう八時前になるんだな」
「ほんとだー。スポーツバーいかないとだね!」
「よしっ。そろそろ行こうか!」
「うんっ」
23 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:24:28.87 ID:zsN+QriJ0
こうして二件目のスポーツバーに行こうとしたのだが、この街はとても小さい。
スポーツバーも数えるぐらいしかなかった。
何件か当たってみるものの貸切とか店休とかいろいろな理由でどこも空いてなかった。
「うわっもう試合はじまっちゃうな!」
「ほんとだ!どーしよー」
「ゆいが嫌じゃなきゃ俺んちで見ようよ。」
「えっ。家は……」
「やっぱ嫌か?」
「わたし付き合ってない男の人の家にいったことない、、」
「今日は特例で!大丈夫。なんもしないからさ」
「んー。じゃあ…今回だけ」
そんなこんなで結局家でサッカーをみることになった。
俺はビールと焼酎を、ゆいはウイスキーを買った。
24 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:26:07.29 ID:zsN+QriJ0
「んあー緊張する!!」
「んあーとかマキバオー以外が使ってるの初めて聞いたわwww」
「んあー緊張するのねー!!」
「お前絶対緊張してないだろwww」
「だって慣れてないんだもん。。」
「まぁそんなに力入れないで気楽に、ね」
結局試合が始まってしまえば そんなことは忘れてしまうのだろう、、 ゆいは俺そっちのけで応援しまくっていた。
結局日本が強豪メキシコに勝ちオリンピック本戦に大きな期待がかかった。
「いっやー!今日の試合も面白かったねー」
ゆいは満足そうにウイスキーを飲み干す。
「うんうん。今回はオリンピックそこそこいけるかもな。」
サッカー談義に花が咲いた。
比賀は連れてこなくて本当によかったとか酒井はゴリラの化身だとか、宇佐美は顔が悪いから性格が捻れたとか、、
ひとしきりしたあと。
25 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:27:40.44 ID:zsN+QriJ0
「どした?話疲れた?」
「んーん。。なんか緊張してきた。」
「い、いまさら!?」
「冷静になったら やっぱ緊張するよー。。」
「じゃあ その緊張感を保ったまま真面目な話してもいい?」
「へ?あ、は、はい。」
「ゆいと一緒にいるのは本当に楽しい。」
「…わたしも」
「これからも もっと楽しいこと一緒にしていきたい。」
「…」
「だから俺と付き合」
「待って!!!」
「」
26 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:29:46.32 ID:0Kv+pd0c0
!?
27 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:31:40.46 ID:zsN+QriJ0
「私、、普通の女じゃないよ?」
「そう?そんなことないよ。」
「だってデリヘルの仕事してる。。彼女がそんな仕事してたら嫌でしょ?」
「んー。嫌じゃないっていったら嘘になるかな。
でも俺は一人の女の子としてゆいを好きになったんだよ。だから仕事がどうだとか そこまでこだわるつもりはないよ」
「………ごめん。やっぱり もうすこし考えたい。」
先程まで明るかったゆいが急に暗い顔になった。
その日は結局しばらくしてタクシーを呼んで家まで送った。
後日、メールを送ったり、電話をしてみたりしたが一切連絡がとれなくなってしまった。
なにかあったのか、と思い店の出勤表をみてみると普通に出勤していた。
正直すごく悲しかったけど同時に そんなもんだったんだなぁとも思えた。
28 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:31:59.07 ID:/XfEmZLS0
まあ、相手も好きだとしても嬢だからな。
付き合うにしても色々精算してからじゃないと整理つかたんだろ、男は気にしないにしてもね。
29 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:34:45.11 ID:zsN+QriJ0
時は過ぎて年が明け。
俺はその一件のあと、また誰とも恋愛できずにいた。
2月某日
街中で酒を飲み酔っぱらっていた。
ゆいの在籍している店のHPを見るとゆいは出勤していた。
呼んでみようかな
酒の勢いもあった。
気づいたら もう電話をしてた。
いつも予約でいっぱいなゆいだが、その日は驚くほど簡単に予約が取れた。
どんな反応をするんだろう。
怒るかな。嫌がるかな。
考えれば考えるほど怖くなった。
約半年ぶりだ。
あれこれ考えているうちにドアがノックされた。
来た!
俺はそーっとドアを開けた
30 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:37:10.50 ID:zsN+QriJ0
「こんばん……わ」
「どーぞー。あれ?どっかであったことある??」
「あはは。なんか凄い久しぶりー」
「だなー。元気にしてた?」
「うんっ。なんとかかんとかやってたよー!」
意外と普通だった。
準備していたウイスキーをゆいについであげ、乾杯した。
思い出話に花が咲いた。
しばらく楽しく話をしたところで半年前のところにゆいは触れてきた。
32 :名も無き被検体774号+:2013/04/05(金) 20:39:01.13 ID:zsN+QriJ0
「1さん…あの時はごめんね、、」
「ん?いや、大丈夫」
「私実は鬱病でさ、、心が不安定になっちゃってたんだ。」
「そっか。。」
「良くなった時に何回も連絡しようと思ったんだけど、なかなかタイミングが掴めなくて」
「そうだったのか。じゃあ また今日をきっかけにしてまた仲良くしようよ」
「うんっ!」
ゆいは嬉しそうにうなずいた。
「あの、1さん…?」
「どした?」
「結構時間たってるけど、なにもしなくていいの…?」
「あー。今日は元々そういうつもりで呼んだわけじゃないからいいよww っていうか恥ずかしくて出来んwww」
「なにそれーwww」
結局本当に指一本触れぬまま時間を終えた。
「また遊ぼうな。」
「うん。また一緒にサッカーみたいです。」
「そういえば来週また代表戦あるな」
「あ、じゃあ一緒に見ましょうか!」
「マジ?じゃあうちおいでよ!」
「うんっ。楽しみにしてます!」
トントン拍子で話が進み、次の週の水曜日また会うことになった。
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