どうしてくれよう
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生理現象は仕方ないか。
「凄く感じてしまって、気がついたらトイレに・・・・・」
生理現象ではなかった。
「コンビニのトイレで逝ったのか?」
俺は罰を与えていたはずなのに、逆に女房を喜ばせてしまった。
この時,俺は、女房に性的な事で罰を与えるのは無理だと思った。
どうしてくれよう。
「今日から俺は、溜まったら他の女に処理してもらってくる。
あんなハゲ親父に抱かれた、汚れた紀子とは一生セックスしない事に決めた。
紀子はそれでも俺と暮らしたいか?
俺にしてもらえないからといって、当然浮気は許さない。
無理だと思うなら今の内に出て行け。
勿論,優はおいて」
これほどセックスが好きな女房には、セックスしてもらえない事が最大の罰だろう。
「エッチしてもらえなくても、私はあなたといたいです。どの様な事も我慢しますから、今迄通り3人で暮らしたい」
俺も我慢して、しばらく女房の様子を見ようと思ったが、女房は昼間オナニーでもして解消しているのか、俺の方が先に我慢出来なくなる。
「今夜は女の所に寄ってくる。文句はないな」
「はい」
「はい?俺が他の女を抱いても悔しくないのか?」
「悔しいです。でも私は何も言える立場じゃないから」
偉そうに言ったが、俺にただでセックスさせてくれる相手などいるはずも無く、周りの目を気にしながら何度も通り過ぎた後、人通りが途絶えたところでヘルスに飛び込んだ。
しかし,入ってみて更に落ち込む。
なぜならドキドキしながら苦労して入ったのに、ヘルスのお姉ちゃんよりも女房の方が美人でオッパイも大きく、オチンチンの扱いも遥かに上手かったからだ。
これはハゲ親父に厳しく指導された成果なのか、それとも天性のものなのか。
どちらにしても、これで俺も女房を裏切ったのだから、もう無駄使いはやめよう。
「今日からは紀子に処理させる。処理させると言っても俺が紀子を触ってやる事もないし、オチンチンを入れてやる事もない」
「はい」
女房は償いのつもりか今まで以上に一生懸命で、プロ以上のテクニックで責められた俺は呆気なく逝かされてしまう。
しかし,女房は攻撃の手を・・・いや、口撃の口を緩めず、頬張りながら片手でタマタマも責め始めたが、もう一方の手は自分のお股にもっていった。
「触っているのか?」
「一生触ってもらえなくても我慢します。二度と浮気もしませんから、自分で触るのは許して」
欲求不満で浮気されるのは嫌なので、オナニーぐらいは許してやろうと思っていると、一度逝ってしまった女房は跨ってきた。
「こら!入れるのは禁止したはずだ!」
「入れないからいいでしょ?お願い」
見ると確かに入れようとしているのでは無く、器用に腰を使ってオマンコをオチンチンに擦り付けていた。
結局,俺が出すまでに女房も二度逝って、これではセックスしているのと変わらない。
今までの様に、女房も気持ちいいだろうかと,気を使うこと無く、何もしないで、ただ横になっていてしてもらうのは意外と楽で、気に入ってしまった俺は,毎晩のようにさせたが、女房も自分の指だけでは寂しいだろうと、優しい俺はローターを与えてやった。
すると,女房は俺に奉仕している間に、自分も何度か逝くようになったが、やはり最後の締めは俺に跨ってきて、オマンコをオチンチンに擦り付けながら激しく腰を使う。
そんな女房に変化があったのは、それから一ヶ月ほど経った頃だった。
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「今日はローターを使わないのか?」
「今日はいいの。毎回私も気持ち良くなっていては償いにならないから。一生懸命するから、今日はあなただけ気持ち良くなって」
おかしい。
女房に限って、我慢出来るはずが無い。
そう言えば、今日は馬鹿親が息子を遊園地に連れて行って、昼間は女房一人だった。
息子がいなかったので、羽目を外してオナニーをし過ぎたのか?
まさか、またハゲ親父と?いや、昼間2回電話を入れたが、2回とも女房は出た。
それに会う約束をしようと思っても携帯は取り上げてあるし、パソコンも使えないようにした。
電話も履歴をとると脅してあるから、連絡のとりようがない。
いや待てよ。
買い物途中に公衆電話を使えば。
少し不安になった俺は、前回浮気した時には新しい下着を買ってきていたのを思い出し、次の休みに女房が買い物に行くのを待って調べると、見た事もないヒモパンが数枚出てきた。
それも子供部屋の箪笥から。
温泉に行った日は、確か黒いヒモパンを穿いていた。これはハゲ親父のために買ったに違いない。きっとハゲ親父は、異常にヒモパンが好きなんだ。
そして,その下には消印のない、以前女房が勤めていた会社の封筒が。
それにしても、メールもそうだったが何故こんな物を残しておきたがる?
(紀子と再会して、久し振りに紀子を抱いて分かったが、やはり私は紀子と離れられない。
ご主人には悪いが、この感情をどうにも抑えられない。
今後は,この携帯でメールして欲しい。
紀子が嫌ならこの携帯を私宛で会社に送り返してくれ。
紀子に触れたい。紀子が欲しい。)
携帯を送ってきていて、俺が取り上げている他にもう一台持っている?
卑怯な。携帯は一人一台だと法律で決めろ。
この調子だと、おそらくメールは消さずに保存してあるだろうから、何としても携帯が見たい。
また抱かれたのか?
それともこれから抱かれるのか?
どうか送り返していてくれ。
スーパーから帰って来た、女房の持っているバッグが気になる。
手紙の事を言って強引に取り上げて調べても良いが、もしも他の所に隠してあった場合、送り返したと嘘をつかれそうだ。
眠れない俺は夜中にベッドを抜け出して、女房のバッグの中は勿論のこと、家中探し回ったが出てこない。
送り返してくれたのか?それなら何故ヒモパンが。
こんな気持ちで女房とやっていけるだろうか。
しかし,息子だけは手放したくない。
偉そうな事を言っていたが息子には母親が必要で、幼い息子を俺が育てるのは無理だろう。
女房と離婚すると言う事は、息子まで手放す事になるかも知れない。
いや、正直になろう。
息子に託けているが、俺は女房も手放したくない。
息子には母親が必要だが、俺にも女房が必要なのだ。
息子の寝顔を見ると涙が溢れて力が抜け、眠っている息子の足元に両手をついてしまった。
すると左手に硬い物が当たる。
こんな所に。
(受け取ってくれてありがとう。あれからご主人とはどうだ?私の紀子がご主人に抱かれていると思うと苦しい)
(主人には抱かれていません。以前部長に教えられたおフェラや素股で、主人を満足させるだけで抱いてはくれません。私とは一生セックスしないと)
(それでいいのか?それで紀子は我慢出来るのか?目を閉じて想像してごらん。温かいチンポが中に入ってきて、オマンコが押し広げられる感覚を。会おう。私が可哀想な紀子のオマンコを、押し広げて慰めてあげるから)
(それは無理です。私はこの暮らしを捨てたくない)
(このまま一生我慢して暮らすのか?我慢していてはいつか壊れる。どこかで息抜きをしないと)
(昼間何回か主人が電話を掛けてくるし、息子の優もいるから会うのは無理です)
(本当にそれで良いのか?もう一度目を閉じて想像してごらん。嫌というほど嬲られてヌルヌルになったオマンコに、硬く反り返ったチンポがヌルッと入ってくる感触を)
女房は負けた。
ヌルッと入ってくる感触に負けた。
そして,息子を遊園地に連れて行って欲しいと両親に頼み、事もあろうに自宅にハゲ親父を迎え入れる。
電話を掛けた時、女房が電話に出られたはずだ。
(久し振りのチンポはどうだった?聞くまでもないか。長い付き合いだが、あんなに乱れた紀子は初めて見た)
(恥ずかしいから言わないで)
(今度は来週の火曜日でどうだ?子供はまたご両親に預かってもらえ)
(もう無理です。こんな事は終わりにしたいの。今の生活を壊したくない。これ以上主人に嫌われたくない)
良くぞ言った。
まだ夫婦を続けられるチャンスはあるぞ。
(私が愛しているのは紀子だけで、妻には愛情は無い。
しかし,愛情はなくても情はあるから、私も妻を捨てられない。
ご主人と別れて私の所に来いとは言えないから,強制は出来ないが、紀子は一生セックス無しで我慢出来るのか?
ご主人にはセックスどころか、触ってももらえないのだろ?
時々会って、その部分は私で解消した方が、夫婦も上手くいくのではないのか?
私と会えば嫌と言うほど触ってやるぞ。
溢れたお汁を全て吸ってやるぞ。
散々嬲られてグッショリ濡れたオマンコに、チンポがヌルッと入って来た感触はどうだった?)
(来週で最後にして下さい)
女房はまた負けた。
ヌルッと入ってくる感触にまた負けた。
『続・来週も女房が浮気します』
どうしてくれよう。
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俺は女房を叩き起こそうと思ったが、その時 何処からともなく声が聞こえた。
紀子の全てを知りたくないのか?
紀子がどのようにハゲ親父に抱かれて、どのような反応を示すのか知りたくないのか?
おまえだけしか知らない女房が、初めて他の男に抱かれるのなら話は別だが、ハゲ親父には109回も抱かれているのだぞ。
煩悩の数すらも上回っているのだぞ。
その声を聞いて、俺は全てを知りたいと思った。
見掛けは派手だが本当は優しい女で、俺はそんな女房を愛しているから。
セックスには貪欲で俺を裏切ったが、それ以外は凄く真面目で、俺はそんな女房を愛しているから。
俺の知らない女房の全てを知りたいと思った。
火曜日は休暇をとったが、いつもの通り家を出た。
盗み見たメールから、女房の両親が9時に息子を迎えに来て、ハゲ親父は10時に来ることが分かっていたので、俺は10時15分に電話してみる。
すると女房は10秒で電話に出た。
まだ始まっていない。
次に10時30分に電話すると、今度は出るまでに30秒も掛かった。
何か始めやがったな。
忍び足で家に入ると、許せない事に俺達の寝室を使っているようだ。
寝室のドアの外にいる俺の耳は、自然とデッカクなっちゃった。
「早く脱げよ」
「でも・・・・何かおかしいの。毎日電話してくるけれど、こんなに続けて掛けてくる事は無かったから」
「大丈夫だ。電話してくると言う事は、逆に近くにはいないと言う事だ。いいから早く脱げ」
失敗に終わったか?
「カーテンを締めてもいいですか?」
女房の辞書に『我慢』という文字は無かった。
「駄目だ。明るい所で、紀子の隅々までよーく見てやる」
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